血液・骨髄・リンパ系/赤血球/貧血/巨赤芽球性貧血/悪性貧血
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POINT!
悪性貧血の主な病因は、血中ビタミンB12の欠乏である。 |
悪性貧血では、赤芽球のDNA合成に補酵素として作用するビタミンB12が欠乏し、前赤芽球から赤芽球への分化がブロックされ、巨赤芽球に変性します。
(巨赤芽球性貧血の一種である)悪性貧血の赤血球は、大球性です。
食餌中のビタミンB12を血中に吸収するためには、胃が外分泌する内因子と複合体を形成し、複合体が吸収される必要があります。したがって、萎縮性胃炎、胃全摘なども悪性貧血の原因となります。
Challenge Quiz
1.
悪性貧血では、赤芽球のDNA合成に補酵素として作用する ビタミンB12. 葉酸 が欠乏し、 前赤芽球から赤芽球. 赤芽球から網赤血球 への分化がブロックされ、 鉄芽球.巨赤芽球 に変性する。
悪性貧血の赤血球は、 大球性. 正球性. 小球性 である。
悪性貧血では、貯蔵鉄が 減少.増大 、血清フェリチンが 減少.増大 、血清鉄が 減少.増大 、総鉄結合能、 total iron-binding capacity (TIBC)は 減少. 増大 、不飽和鉄結合能、 unbound iron-binding capacity (UIBC)は 減少. 増大 する。
ビタミンB12. 葉酸 の吸収には、 胃. 十二指腸. 空腸. 回腸 から 内分泌.外分泌 される 内因子. 外因子 が必要である。
胃の炎症、全摘は、 悪性貧血. 葉酸欠乏性貧血 の原因となり得る。