「循環器系/心臓/心室の壁、筋/心筋の分類」の版間の差分
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「ポンプとしての作用」とは心室(心房)内圧を上げる、と言うことです。心周期の緊張期(等容性収縮期)と駆出期とで心室内圧を上げているのが心室の固有心筋なのです。<br> | |||
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それとは別に心拍数を決定する作用のある特殊心筋という、(文字通り)特殊な心筋があるのです。特殊心筋は、リズムを生じさせている点が、特徴的です。特殊心筋の細胞膜電位を観察すると、外部から何の刺激がない状態でも、脱分極しています。この脱分極が、一定の発火レベル(閾電位、閾値)に達すると、固有心筋全体が順次収縮します。 | |||
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2025年5月24日 (土) 00:16時点における最新版
POINT!
心筋は、ポンプとしての作用をもつ固有心筋と、(心拍数を決定する)ペースメーカなどの作用をもつ特殊心筋(刺激伝導系)とに分けられる。 |
「ポンプとしての作用」とは心室(心房)内圧を上げる、と言うことです。心周期の緊張期(等容性収縮期)と駆出期とで心室内圧を上げているのが心室の固有心筋なのです。
それとは別に心拍数を決定する作用のある特殊心筋という、(文字通り)特殊な心筋があるのです。特殊心筋は、リズムを生じさせている点が、特徴的です。特殊心筋の細胞膜電位を観察すると、外部から何の刺激がない状態でも、脱分極しています。この脱分極が、一定の発火レベル(閾電位、閾値)に達すると、固有心筋全体が順次収縮します。
Challenge Quiz
1.
ポンプ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。
2.

ポンプ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。

3.
生理的状態で、ペースメーカ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。
4.

生理的状態で、ペースメーカ作用のある心筋は、 固有心筋 特殊心筋 である。

5.
刺激伝導系を構成する細胞は、 神経 心筋 細胞である。
6.

刺激伝導系を構成する細胞は、 神経 心筋 細胞である。
