「化学平衡にある物質の増減に対する反応-2の3」の版間の差分
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A←→Bの化学平衡で分子Aが減ると、その減少量に比べて{A→B~=A←B}の反応で増加する量は{多い~=少ない}。そのため、分子Aは{増加~=減少}し、分子Bは(も){増加~=減少}して新しい化学平衡が成立する。 | A←→Bの化学平衡で分子Aが減ると、その減少量に比べて{A→B~=A←B}の反応で増加する量は{多い~=少ない}。そのため、分子Aは{増加~=減少}し、分子Bは(も){増加~=減少}して新しい化学平衡が成立する。 | ||
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A←→Bの化学平衡で分子Aが減ると、その減少量に比べて{A→B~=A←B}の反応で増加する量は{多い~=少ない}。そのため、分子Aは{増加~=減少}し、分子Bは(も){増加~=減少}して新しい化学平衡が成立する。 | |||
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2024年11月8日 (金) 15:33時点における最新版
POINT!
A←→Bの化学平衡において分子Aが減ると、その変化を打ち消す方向、すなわちA←B(分子Bが材料として消費されて減少し、分子Aが生成して増加する)反応が進行する。最初に分子Aが減る量に比べ、打ち消す方向の反応で生成される量は少ない。すなわち、「最初の変化」は打ち消されるわけではない。 |
A→Bの反応とA←Bの反応とが同時に同じ速度で進行していると、総和として分子Aも分子Bも増減しません。このような状態を「化学平衡」といい、A←→Bのように表記します。
ここで分子Aが減ったとしましょう。これを「最初の変化」と呼びましょう。
次に、「最初に起こったこと」(分子Aが減った)を打ち消す方向、すなわちA←B(分子Bが材料として消費されて減少し、分子Aが生成して増加する)反応が進行します。この時、「最初に起こったこと」での分子Aの減少量より、打ち消す方向の反応(A←B)で生成される量の方が少ないのです。すなわち、「最初に起こったこと」が打ち消されるわけではないのです。
「最初に起こったこと」より打ち消す方向の変化が少ないことで、新しい化学平衡(バランス)が成立します。このとき、最初の化学平衡が成立していた時と比べて、分子Aは減少し、分子Bも減少しています。
Challenge Quiz
1.
A←→Bの化学平衡で分子Aが減ると、その減少量に比べて A→B A←B の反応で増加する量は 多い 少ない 。そのため、分子Aは 増加 減少 し、分子Bは(も) 増加 減少 して新しい化学平衡が成立する。
2.
A←→Bの化学平衡で分子Aが減ると、その減少量に比べて A→B A←B の反応で増加する量は 多い 少ない 。そのため、分子Aは 増加 減少 し、分子Bは(も) 増加 減少 して新しい化学平衡が成立する。