概論/遺伝/細胞分裂と受精/体細胞分裂

POINT!

一般的な細胞分裂（体細胞分裂）の場合、座・遺伝子はすべて複写され、倍増した後に２等分し、２つの細胞に受け継がれる。

動画と音声での説明

ヒトの体細胞には、相同染色体２２対（44本）と性染色体２本とがあります。

体細胞分裂の際、すべての染色体が複製されます。 オレンジ色の第１染色体が２本になり、同様に、ピンク色の第１染色体も、他の2番から22番の常染色体（42本）と2本の性染色体など、すべての染色体がそれぞれ２本になります。

複製され２本になった染色体は、中心部で接合します。これにより、アルファベットのXのような形状になります。この形がしばしば染色体の形として教材に登場します。複製された２本の染色体の形であることは、重要です。

複製された染色体は、それぞれ別々の細胞へ受け継がれます。体細胞分裂では、このように、染色体・遺伝子はすべて複写され、倍増した後に２等分されるため、分裂後の２細胞は、同一の染色体・遺伝子構成になっています。

Challenge Quiz

1.

一般的な体細胞分裂では、遺伝子は 半分ずつ受け継がれる 半分ずつ受け継がれたあとに倍増する、すなわち通常量が受け継がれる 倍増したあとに2等分する、すなわち通常量が受け継がれる 分裂した一方の細胞にすべて受け継がれる 場合により異なる  正解!。

2.

一般的な体細胞分裂では、遺伝子は 半分ずつ受け継がれる 半分ずつ受け継がれたあとに倍増する、すなわち通常量が受け継がれる 倍増したあとに2等分する、すなわち通常量が受け継がれる 分裂した一方の細胞にすべて受け継がれる 場合により異なる  正解!。