概論/負のフィードバック（入門編）/夏におけるヒーターの調節

POINT!

室温が上昇した時、負のフィードバックはヒーター（の機能）を低下させる。

動画と音声での説明

① 夏になったとします。夏の高温により室温は上昇します。ヒーターは室温を上昇させます。これらは同じ方向（赤）です。

② これらは同じ方向（赤）なので、負のフィードバックはヒーター（の機能）を（電源を切るなどして）低下（青）させます。これにより、ヒーターの室温上昇作用が減弱し、室温の上昇（赤い上向きの白抜き矢印）が消えます（上昇していた室温はベースラインの室温へ向けて低下します）。

室温が上昇した時（夏）にヒーターは使わない、と言うだけのことです。この「一歩一歩学ぶ生命科学」ではこのような調節を赤→青の負のフィードバックと呼びましょう。

Challenge Quiz

1.

夏の高温により室温は 上昇 低下  正解!し、ヒーターは室温を 上昇 低下  正解!させる。これらは 同じ方向 逆の方向  正解!であるので、負のフィードバックはヒーター（の機能）を 低下 亢進  正解!させる。

2.

室温が高い時、負のフィードバックはヒーター（の機能）を 亢進 低下  正解!させる。