「概論/エネルギー代謝/エネルギー代謝の全体像/ピルビン酸の作用」の版間の差分
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ピルビン酸は、アセチル-CoAとなって、クエン酸(クレブス、TCA)回路で代謝される基質(=「燃料」)を供給する。 {~=正~誤} | |||
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2022年6月8日 (水) 20:02時点における版
POINT!
クエン酸(クレブス、TCA)回路が動作するためには、ある程度のピルビン酸(それを供給するブドウ糖)が必要である。 |
前の概論/エネルギー代謝/エネルギー代謝の全体像/クエン酸(クレブス、TCA)回路のステップで、オキサロ酢酸はクエン酸(クレブス、TCA)回路の「ベルトコンベア」のような働きをしていて、摩耗しやすいので、供給されつづけなければならない、ことを勉強しました。ピルビン酸は二酸化炭素と結合することでオキサロ酢酸となるのです。つまり、ピルビン酸はブドウ糖が解糖された代謝物であるため、「クエン酸(クレブス、TCA)回路が動作しつづけるためには、ある程度のブドウ糖が必要である」と言えます。
要するに、ピルビン酸には二つのはたらきがあります。
*上図(このステップ)で示す、オキサロ酢酸、すなわちクエン酸(クレブス、TCA)回路の「ベルトコンベア」を生成し、供給する作用。
*前のステップで示したように、「ベルトコンベア」に乗り、代謝されて消える、すなわちクエン酸(クレブス、TCA)回路の基質(=「燃料」)となるアセチル-CoAを生成する作用。
Challenge Quiz
1.
ピルビン酸は、アセチル-CoAとなって、クエン酸(クレブス、TCA)回路で代謝される基質(=「燃料」)を供給する。 正 誤
2.
クエン酸(クレブス、TCA)回路が正常に機能し続けるためには、一定量の 糖質 脂質 たんぱく質 が必要である。
3.
ピルビン酸がクエン酸(クレブス、TCA)回路を 促進(持続) 抑制(停止) させる。