「泌尿器系/腎臓/腎機能の全体像/腎臓での出入り:正常と異常/塩分、水分の出入り、ならびに血圧への作用/食事療法」の版間の差分

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腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)の際、血液中の水分、塩分が排泄されにくくなります。これにより、血中の塩分、水分、血漿量が増え、高血圧になるので、水分、塩分の摂取量を制限します。
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)の際、血液中の水分、塩分が排泄されにくくなります。これにより、血中の塩分、水分、血漿量が増え、高血圧になるので、水分、塩分の摂取量を制限します。


参考までに腎臓病学会CKD診療ガイドライン(2018)による慢性腎疾患(CKD)におけて、食塩に関してはステージにかかわらず 6 g/日未満が推奨されています。これをナトリウムイオンに変換すると、2,360 mg/日未満となります。3 g/日未満の過度の食塩制限は推奨されていません。
参考までに腎臓病学会CKD診療ガイドライン(2018)において、食塩に関してはステージにかかわらず 6 g/日未満が推奨されています。これをナトリウムイオンに変換すると、2,360 mg/日未満となります。3 g/日未満の過度の食塩制限は推奨されていません。


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2021年8月15日 (日) 17:19時点における最新版

POINT!

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)の際、血液中の水分、塩分が排泄されにくくなります。これにより、血中の塩分、水分、血漿量が増え、高血圧になるので、水分、塩分の摂取量を制限します。

参考までに腎臓病学会CKD診療ガイドライン(2018)において、食塩に関してはステージにかかわらず 6 g/日未満が推奨されています。これをナトリウムイオンに変換すると、2,360 mg/日未満となります。3 g/日未満の過度の食塩制限は推奨されていません。

Challenge Quiz

1.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では水分摂取量を 多く 少なく する。

2.

腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では塩分摂取量を 多く 少なく する。