「電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/重炭酸緩衝系の基本的作用/重炭酸緩衝系の原理」の版間の差分
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{{Point|重炭酸緩衝系は化学平衡であり、H<sup>+</sup>とCO<sub>2</sub>の いずれかの物質が増減すると、その「最初の増減を<strong><u>打ち消す</u></strong>方向」に、「最初の増減より<strong><u>少ない</u></strong>量」化学反応が進む。}} | {{Point|重炭酸緩衝系は化学平衡であり、H<sup>+</sup>とCO<sub>2</sub>の いずれかの物質が増減すると、その「最初の増減を<strong><u>打ち消す</u></strong>方向」に、「最初の増減より<strong><u>少ない</u></strong>量」化学反応が進む。}} | ||
*最初、H<sup>+</sup>もCO<sub>2</sub>も<br> | |||
H<sup>+</sup> ←→ CO<sub>2</sub> ( H<sup>+</sup> + HCO<sub>3</sub><sup>-</sup> ←→ H<sub>2</sub>O + CO<sub>2</sub> )<br> | |||
の化学平衡にあり、濃度は正常範囲です。<br> | |||
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[http://life-science-edu.net/wiki/化学平衡とは A←→Bの化学平衡についてイメージを捉えておきましょう。]<br> | |||
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*いずれかの物質が増減すると、その「変化を<strong><u>打ち消す</u></strong>方向」に、化学反応が進みます。<br> | |||
[http://life-science-edu.net/wiki/化学平衡にある物質の増減に対する反応-1の1 A←→BにおいてAが増えた場合]<br> | |||
[http://life-science-edu.net/wiki/化学平衡にある物質の増減に対する反応-1の2 A←→BにおいてBが増えた場合]<br> | |||
[http://life-science-edu.net/wiki/化学平衡にある物質の増減に対する反応-1の3 A←→BにおいてAが減った場合]<br> | |||
[http://life-science-edu.net/wiki/化学平衡にある物質の増減に対する反応-1の4 A←→BにおいてBが減った場合]<br> | |||
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*その変化が完全に消えるのではなく、小さく残る。すなわち、「変化量より<strong><u>少ない</u></strong>量」化学反応が進む。<br> | |||
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2021年2月6日 (土) 11:53時点における版
POINT!
重炭酸緩衝系は化学平衡であり、H+とCO2の いずれかの物質が増減すると、その「最初の増減を打ち消す方向」に、「最初の増減より少ない量」化学反応が進む。 |
*最初、H+もCO2も
H+ ←→ CO2 ( H+ + HCO3- ←→ H2O + CO2 )
の化学平衡にあり、濃度は正常範囲です。
A←→Bの化学平衡についてイメージを捉えておきましょう。
*いずれかの物質が増減すると、その「変化を打ち消す方向」に、化学反応が進みます。
A←→BにおいてAが増えた場合
A←→BにおいてBが増えた場合
A←→BにおいてAが減った場合
A←→BにおいてBが減った場合
*その変化が完全に消えるのではなく、小さく残る。すなわち、「変化量より少ない量」化学反応が進む。
* | 最初、H+もCO2も、濃度は正常範囲である。 |
* | いずれかの物質が増減すると、その「変化を打ち消す方向」に、化学反応が進む。しかし... |
* | その変化が完全に消えるのではなく、小さく残る。すなわち、「変化量より少ない量」化学反応が進む。 |