「循環器系/心臓/心室の壁、筋/心電図/心電図:はじめの一歩/QRS波」の版間の差分
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心室筋活動の特徴をもっともよく反映するのは、心室筋{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルである。 | 心室筋活動の特徴をもっともよく反映するのは、心室筋{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルである。 | ||
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P波は、{=心房筋~心室筋}の{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | P波は、{=心房筋~心室筋}の{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | ||
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QRS波は、{~心房筋~=心室筋}の{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | QRS波は、{~心房筋~=心室筋}の{=脱分極~再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | ||
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T波は、{~心房筋~=心室筋}の{~脱分極~=再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | T波は、{~心房筋~=心室筋}の{~脱分極~=再分極}中の心臓ベクトルループによる波である。 | ||
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下図の赤い部分は、{~P~Q~=R~S~T}波である。 | 下図の赤い部分は、{~P~Q~=R~S~T}波である。 |
2020年9月29日 (火) 09:54時点における版
「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」は、誘導に投射されてQRS波となる。 |
1心拍の間、「心房筋脱分極中の心臓ベクトルループ」、「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」、「心室筋再分極中の心臓ベクトルループ」が順次出現、消失します。それぞれが投射されて、3つの波(P波、QRS波、T波)となります。このうち、「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」が心室筋活動の特徴をもっともよく反映し、「心室筋が相対的に厚い部位」、電気的活動の多い方向へ広がり、誘導に投射されて QRS波 となります。
- Q波、R波、S波は、それぞれ極性が決まっています。Q波、陰性;R波、陽性;S波陰性です。また、順番がQRSと決まっています。実際の正常心電図を見てもわかりますが、QRS波がすべて観察される誘導はむしろ少ないです。
Challenge Quiz
心室筋活動の特徴をもっともよく反映するのは、心室筋 脱分極 再分極 中の心臓ベクトルである。
P波は、 心房筋 心室筋 の 脱分極 再分極 中の心臓ベクトルループによる波である。
QRS波は、 心房筋 心室筋 の 脱分極 再分極 中の心臓ベクトルループによる波である。
T波は、 心房筋 心室筋 の 脱分極 再分極 中の心臓ベクトルループによる波である。
「心房筋脱分極中の心臓ベクトルループ」は、誘導に投射されて、 P波 Q波 QRS波 ST部分 T波 になる。
「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」は、誘導に投射されて、 P波 Q波 QRS波 ST部分 T波 になる。
「心室筋再分極中の心臓ベクトルループ」は、誘導に投射されて、 P波 Q波 QRS波 ST部分 T波 になる。
「心室筋脱分極中の心臓ベクトルループ」は、心室筋が相対的に 厚い 薄い 方向を向く。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。
下図の赤い部分は、 P Q R S T 波である。