「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/分泌調節」の版間の差分
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これは、ホルモンの作用を重視した「作用重視型」調節です。 | これは、ホルモンの作用を重視した「作用重視型」調節です。 | ||
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<table border="1"><caption><strong>カルシトニンの分泌調節</strong></caption><tr><td> </td><th colspan="2">カルシトニン</th></tr><tr><td> </td><td style="width: 60px"> 作用</td><td>生成・内分泌・血中濃度</td></tr><tr align="center"><td>高カルシウム血症</td><td>逆の方向<br>(不足)</td><td> | <table border="1"><caption><strong>カルシトニンの分泌調節</strong></caption><tr><td> </td><th colspan="2">カルシトニン</th></tr><tr><td> </td><td style="width: 60px"> 作用</td><td>生成・内分泌・血中濃度</td></tr><tr align="center"><td>高カルシウム血症</td><td>逆の方向<br>(不足)</td><td>亢進<br>(上昇)</td></tr><tr align="center"><td>低カルシウム血症</td><td>同じ方向<br>(過剰)</td><td>抑制<br>(低下)</td></tr></table> | ||
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用と逆の方向のため作用が不足している状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は亢進(上昇)します。 | 高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用と逆の方向のため作用が不足している状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は亢進(上昇)します。 |
2018年5月30日 (水) 17:04時点における版
POINT!
低カルシウム血症ではカルシトニンの生成・内分泌は抑制され、逆に、高カルシウム血症ではカルシトニン生成・内分泌は亢進されます。 |
これは、ホルモンの作用を重視した「作用重視型」調節です。
カルシトニン | ||
---|---|---|
作用 | 生成・内分泌・血中濃度 | |
高カルシウム血症 | 逆の方向 (不足) | 亢進 (上昇) |
低カルシウム血症 | 同じ方向 (過剰) | 抑制 (低下) |
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用と逆の方向のため作用が不足している状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は亢進(上昇)します。
低カルシウム血症は、血中カルシウム濃度低下作用のあるカルシトニンにとっては、作用と同じ方向のため作用が過剰な状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニン生成・内分泌・血中濃度は抑制(低下)します。
Challenge Quiz
1.
カルシトニンの分泌は、 「濃度重視型」 「作用重視型」 調節を受けている。
2.
低カルシウム血症は、血中カルシウム濃度の 上昇 低下 作用のあるカルシトニンにとっては、作用と同じ方向のため作用が 過剰な 不足している 状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニンの生成・内分泌・血中濃度は 亢進(上昇) 抑制(低下) します。
3.
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度の 低下 上昇 作用のあるカルシトニンにとっては、作用と逆の方向のため作用が 過剰な 不足している 状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論に従い、カルシトニンの生成・内分泌・血中濃度は 亢進(上昇) 抑制(低下) します。
4.
低 高 カルシウム血症はカルシトニンの生成、内分泌・血中濃度を亢進(上昇)させる。
5.
低 高 カルシウム血症はカルシトニンの生成、内分泌・血中濃度を抑制(低下)させる。