「血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/イントロ/体外の非自己に対する画一的な防御システム」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
4行目: | 4行目: | ||
[[メディア:01848.mp4|動画と音声での説明]] | [[メディア:01848.mp4|動画と音声での説明]] | ||
[[ファイル:01639.jpg|alt=01639.jpg|none|560px]] | [[ファイル:01639.jpg|alt=01639.jpg|none|560px]] | ||
<br> | |||
[http://life-science-edu.net/wiki/血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/イントロ/体内と体外 体外にある細胞、物質は非自己であり、有害である(かもしれない)とみなされています]。そのため、体外のものに対して、画一的に防御するシステムがあります。これには機械的防御と化学的防御とがあります。 | [http://life-science-edu.net/wiki/血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/イントロ/体内と体外 体外にある細胞、物質は非自己であり、有害である(かもしれない)とみなされています]。そのため、体外のものに対して、画一的に防御するシステムがあります。これには機械的防御と化学的防御とがあります。 | ||
2017年9月14日 (木) 14:03時点における版
体外にある非自己に対しては画一的な防御システムがある。 |
体外にある細胞、物質は非自己であり、有害である(かもしれない)とみなされています。そのため、体外のものに対して、画一的に防御するシステムがあります。これには機械的防御と化学的防御とがあります。
*機械的防御:皮膚で覆われていることが人体にとって防御効果があります(図)。気道粘膜には線毛があり、その鞭のような運動によって常に非自己(異物)を気管の外へ排出しようとしています。
*化学的防御:消化管から侵入しようとする菌の大部分は胃内の強酸により、殺菌されます。
以上は、相手を特定しない(どの相手にも同様に対応する、画一的な)防御システムのひとつです。「はじめに」の第1レベル、すなわち「体外の異物に対する画一的な防御システム」です。相手を特定しないことを、しばしば教科書には「非特異的」と書いてあります。
Challenge Quiz
皮膚は、人体の 固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な) 画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な) 防御システムの一つである。
皮膚の「箱型細菌」に対する防御と「チューブ型細菌」に対する防御とは、 同様である 異なっている 。
気道の線毛の「箱型細菌」に対する攻撃(防御)と「チューブ型細菌」に対する攻撃(防御)とは、 同様である 異なっている 。
胃酸は、人体の 固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な) 画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な) 防御システムの一つである。
気道の線毛は、生体の 固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な) 画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な) 防御システムの一つである。
胃酸の「箱型細菌」に対する攻撃(防御)と「チューブ型細菌」に対する攻撃(防御)とは、 同様である 異なっている 。