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{{Point|アルドステロンの生成、内分泌は、アンジオテンシンIIによって刺激され、亢進します。}}
{{Point|アルドステロンの生成、内分泌は、アンジオテンシンIIによって刺激され、亢進します。}}


血液(血漿)量ならびに血圧が低下すると、傍糸球体細胞からレニンが生成、内分泌されます。レニンは、血中のアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変換します。アンジオテンシンIは、さらにアンジオテンシンIIに変換され、アンジオテンシンIIの血中濃度が高まります。      
傍糸球体細胞からレニンが生成、内分泌されます。レニンは、血中のアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変換します。アンジオテンシンIは、さらにアンジオテンシンIIに変換され、アンジオテンシンIIの血中濃度が高まります。      


[[ファイル:RAA全体像 文字ベース.jpg|none|600px]]  
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アルドステロン分泌調節にまつわる諸因子を、文字中心の図に入れると、このようになります。モニターされ、一定に保たれている因子は、腎血流量です。
アルドステロン分泌調節にまつわる諸因子を、文字中心の図に入れると、このようになります。


腎血流量は、血圧、血液(血漿)量、血中塩分量に依存し、さらに腎臓の遠位尿細管におけるNa<sup>+</sup>の再吸収などに依存します。Na<sup>+</sup>の再吸収は、その上にあるアルドステロンの生成、内分泌に依存し、アルドステロンの生成、内分泌は、その上の...と、傍糸球体装置からのレニンの生成、内分泌に依存します。
血圧は、血液(血漿)量、血中塩分量に依存し、さらに腎臓の遠位尿細管におけるNa<sup>+</sup>の再吸収などに依存します。Na<sup>+</sup>の再吸収は、その上にあるアルドステロンの生成、内分泌に依存し、アルドステロンの生成、内分泌は、その上の...と、傍糸球体装置からのレニンの生成、内分泌に依存します。

2017年7月19日 (水) 16:18時点における版

POINT!

傍糸球体細胞からレニンが生成、内分泌されます。レニンは、血中のアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変換します。アンジオテンシンIは、さらにアンジオテンシンIIに変換され、アンジオテンシンIIの血中濃度が高まります。

RAA全体像 文字ベース.jpg

アルドステロン分泌調節にまつわる諸因子を、文字中心の図に入れると、このようになります。

血圧は、血液(血漿)量、血中塩分量に依存し、さらに腎臓の遠位尿細管におけるNa+の再吸収などに依存します。Na+の再吸収は、その上にあるアルドステロンの生成、内分泌に依存し、アルドステロンの生成、内分泌は、その上の...と、傍糸球体装置からのレニンの生成、内分泌に依存します。