「概論/エネルギー代謝/エネルギー代謝の全体像/解糖系」の版間の差分
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図中、点線で囲まれているのは{=解糖~クエン酸(クレブス、TCA)回路~電子伝達系~ATP合成酵素}である。 | 図中、点線で囲まれているのは{=解糖~クエン酸(クレブス、TCA)回路~電子伝達系~ATP合成酵素}である。 | ||
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2016年9月19日 (月) 15:26時点における版
POINT!
ブドウ糖の嫌気的代謝(解糖)の主な分解産物はピルビン酸である。 |
*基本的にブドウ糖は解糖系で2分割されるのです。そのため、1 molのブドウ糖からピルビン酸は2 mol生成します。(1/2) molのブドウ糖が、解糖により、1 molのピルビン酸に変換される、という図にしてあります。
*(1/2) molのブドウ糖が解糖されると、1 molのATPと2 molの水素(イオンではなく)原子(H)とが生成されます。ここでのATP生成は「基質レベルのリン酸化反応」です。「酸化的リン酸化反応」というATP生成もあり、後述します。
注意!「水素原子(H)の生成」とは、単体のHが出てくるわけではなく、
NAD+ + H2 → NADH2+
FAD + H2 → FADH2
などの反応が進行します。これらは電子伝達系で
NADH2+ → NAD+ + H2
FADH2 → FAD + H2となります。NAD+、FADは基本的に輸送体ですので、図示しないことにします。(以下、同様)
Challenge Quiz
1.
ブドウ糖が、細胞内で最初に受けるエネルギー代謝は、 加水分解 解糖 クエン酸(クレブス、TCA)回路 β-酸化 ATP合成酵素 電子伝達系 である。
2.
ブドウ糖は、嫌気的に代謝されて、ピルビン酸に なる ならない 。
3.
図中、点線で囲まれているのは 解糖 クエン酸(クレブス、TCA)回路 電子伝達系 ATP合成酵素 である。
4.
解糖系におけるATP生成は 酸化的リン酸化反応 基質レベルのリン酸化反応 である。