「電解質と体液/pH調節/アシドーシス、アルカローシス/代謝性アシドーシス/酸の生成亢進」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{Point|腎臓が正常であっても、酸性物質の生成が亢進すると、H<sup>+</sup>が増大し、代謝性アシドーシスとなる。}}
{{Point|腎臓が正常であっても、酸性物質の生成が亢進すると、H<sup>+</sup>が増大し、代謝性アシドーシスとなる。}}
[[ファイル:04416.jpg|left|400px]]
[[ファイル:04416.jpg|left|400px]]
乳酸やケトン体などの酸性物質が、異常に多く生成されると、腎機能が正常であっても排泄が間に合わないことがあります。高H<sup>+</sup>血症となり、(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、代謝性アシドーシス(による酸血症)です。
乳酸やケトン体などの酸性物質が、異常に多く生成され、血中に放出される(左図:筋細胞内の酸(H<sup>+</sup>)<strong><font color="#ff0000">↑</font></strong>。血中への移動の矢印が太くなる)と、腎機能が正常であっても排泄が間に合わないことがあります。高H<sup>+</sup>血症となり、(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、代謝性アシドーシス(による酸血症)です。
<br style="clear:both;" />
<br style="clear:both;" />
<GIFT>
<GIFT>

2016年6月13日 (月) 22:06時点における版

POINT!
04416.jpg

乳酸やケトン体などの酸性物質が、異常に多く生成され、血中に放出される(左図:筋細胞内の酸(H+。血中への移動の矢印が太くなる)と、腎機能が正常であっても排泄が間に合わないことがあります。高H+血症となり、(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、代謝性アシドーシス(による酸血症)です。

1.

乳酸やケトン体などの酸性物質が異常に多く生成されると、動脈血に最初に起こる変化は、  H+ CO2 濃度の  増加 減少 である。

2.

激しい運動により乳酸が血中に多くなると、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。

3.

糖尿病によりケトン体が血中に多くなると、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。

4.

絶食によりケトン体が血中に多くなると、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。