「概論/エネルギー代謝/エネルギー代謝の全体像/解糖系、TCA回路、電子伝達系、ATP合成酵素のまとめ」の版間の差分

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| 位置づけ  
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| 生成するもの
| 生成するもの
| 二酸化炭素生成
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| '''解糖系'''  
| '''解糖系'''  
| ブドウ糖の嫌気的代謝経路  
| ブドウ糖の嫌気的代謝経路  
| ピルビン酸  
| ピルビン酸  
| なし
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|&nbsp;'''クエン酸<br>(クレブス、TCA)回路'''  
|&nbsp;'''クエン酸<br>(クレブス、TCA)回路'''  
|&nbsp;好気的代謝のstep 1  
|&nbsp;好気的代謝のstep 1  
|&nbsp;水素原子  
|&nbsp;水素原子
|&nbsp;あり
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|&nbsp;'''電子伝達系'''  
|&nbsp;'''電子伝達系'''  
|&nbsp;好気的代謝のstep 2  
|&nbsp;好気的代謝のstep 2  
|&nbsp;プロトンの濃度勾配
|&nbsp;ミトコンドリア内膜のプロトンの濃度勾配(内側が低く、外側が高い)
|&nbsp;なし
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|-  
|&nbsp;'''ATP合成酵素'''  
|&nbsp;'''ATP合成酵素'''  
|&nbsp;好気的代謝のstep 3  
|&nbsp;好気的代謝のstep 3  
|&nbsp;ATP  
|&nbsp;ATP
|&nbsp;なし
|}  
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*二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)は、主にクエン酸(クレブス、TCA)回路で生成されます。電子伝達系では、生成されません。また、酸素(O<sub>2</sub>)は、電子伝達系で消費されますが、クエン酸(クレブス、TCA)回路では消費されません。
*二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)は、主にクエン酸(クレブス、TCA)回路で生成されます。電子伝達系では、生成されません。また、酸素(O<sub>2</sub>)は、電子伝達系で消費されますが、クエン酸(クレブス、TCA)回路では消費されません。


*「酸化的リン酸化反応」とは、電子伝達系とATP合成酵素のはたらきの組み合わせです。
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2015年9月23日 (水) 10:43時点における版

 代謝  位置づけ  生成するもの  二酸化炭素生成
 解糖系  ブドウ糖の嫌気的代謝経路  ピルビン酸  なし
 クエン酸
(クレブス、TCA)回路
 好気的代謝のstep 1  水素原子  あり
 電子伝達系  好気的代謝のstep 2  ミトコンドリア内膜のプロトンの濃度勾配(内側が低く、外側が高い)  なし
 ATP合成酵素  好気的代謝のstep 3  ATP  なし
エネルギー代謝 全体像5まとめ.jpg

*二酸化炭素(CO2)は、主にクエン酸(クレブス、TCA)回路で生成されます。電子伝達系では、生成されません。また、酸素(O2)は、電子伝達系で消費されますが、クエン酸(クレブス、TCA)回路では消費されません。


Challenge Quiz

1.

CO2を生成(産生)するのは、 クエン酸(クレブス、TCA)回路 電子伝達系 である。

2.

O2を消費するのは、 クエン酸(クレブス、TCA)回路 電子伝達系 である。

3.

クエン酸(クレブス、TCA)回路から供給されるH(水素原子)は 電子伝達系 ATP合成酵素 で処理される。

4.

電子伝達系 ATP合成酵素 の作用により、ミトコンドリア内膜の内外のH+(プロトン)濃度勾配は大きくなる。

5.

電子伝達系 ATP合成酵素 の作用により、ミトコンドリア内膜の内外のH+(プロトン)濃度勾配は小さくなる。