「循環器系/心臓/心室の壁、筋/刺激伝導系の作用」の版間の差分
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2013年9月1日 (日) 23:00時点における版
POINT!
特殊心筋は、刺激伝導系を構成し、主に(1)ペースメーカ(2)心房と心室の収縮のタイミングを調整、の2つの作用がある。 |
刺激伝導系の作用-1
動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)
洞房結節はペースメーカとして機能しています。すなわち、心拍数を決めています。
洞房結節に活動電位が、ゆっくりと発生している場合、心拍数もゆっくりです。洞房結節に活動電位が、速く発生している場合、心拍数も速いのです。
刺激伝導系の作用-2
また、ペースメーカとしての作用だけではなく、心房と心室の収縮のタイミングも調整している。
すなわち、刺激伝導系が最初に心房を興奮させる。次に、刺激伝導系の中で、洞房結節、房室結節(田原の結節)、ヒス束、右脚と左脚、プルキンエ線維の順に刺激が伝えられ、プルキンエ線維が心室筋を刺激するのである。具体的には、正常な心臓では、心房収縮の約0.2秒後に心室が収縮している。
Challenge Quiz
1.
刺激伝導系は、 ペースメーカとして作用するだけである.ペースメーカとして作用し、さらに心房と心室の収縮のタイミングも調整している 。
刺激伝導系を構成する特殊心筋は、 心拍数. 心収縮力 を決定する。
刺激伝導系を構成する細胞は、 神経.心筋 細胞である。