「概論/エネルギー代謝/グルコースの嫌気的代謝と好気的代謝/グルコースの好気的代謝」の版間の差分
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2013年4月8日 (月) 19:07時点における版
ブドウ糖などの栄養素は、嫌気的代謝の後、酸素を使ったエネルギー代謝、好気的代謝を受ける。 |
動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)
ブドウ糖の嫌気的代謝(解糖)の分解産物は、酸素を用いた化学反応により、水(H2O)と二酸化炭素(CO2)とにまで分解されます。この過程で、残っていたエネルギー(630 kcal)がATPに移行します。たとえていうなら、完全燃焼です。ピルビン酸に残っていた多くの化学的エネルギーがすべて取り出され、36 molものATPが生成されます。ブドウ糖1 molが代謝された場合、12 kcal/mol × 36 mol = 432 kcalが、好気的代謝により利用可能なエネルギーとなります。好気的代謝は、ミトコンドリア内で行われています。
酸素を必要とし、エネルギー代謝の効率が高く、多くのATPを生成させます。しかし、複雑であり、ステップの多い化学反応であるため、時間がかかります。一定時間に行える好気的代謝は少なく、一定時間に合成できるATPの量も少ないです。
Challenge Quiz
好気的代謝は、呼吸機能に依存 する. しない 。
好気的代謝は、たとえて言うなら、 完全燃焼. 不完全燃焼 である。
好気的代謝では、(一定量の栄養素から供給できる)ATP量が 多い. 少ない 。
好気的代謝では、嫌気的代謝に比べて、化学反応のステップ数が 多い. 少ない 。
好気的代謝では,嫌気的代謝に比べて(短い)一定時間に合成できるATPの量が 多い.少ない 。
好気的代謝は、ミトコンドリアの 中. 外 で行われる。
好気的代謝の代謝産物は、 ピルビン酸.水.CO2 などである。
好気的代謝では、嫌気的代謝に比べて、代謝産物に含まれる化学的エネルギーが 多い.少ない 。
好気的代謝の代謝産物は、嫌気的代謝の代謝産物と比べて、体外へ排出 しやすい. しにくい 。
好気的代謝は、嫌気的代謝と比べて、持続可能時間が 短い.長い 。
長距離をジョギングする際、ATP生成の中心は、 嫌気的代謝.好気的代謝 である。
好気的代謝は、嫌気的代謝に比べて、時間が かかる. かからない エネルギー代謝である。