「内分泌系/泌尿器系/バソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)/発汗に対する調節/簡易版」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細 (Admin がページ「内分泌系/泌尿器系/バゾプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)/発汗に対する調節/簡易版」を「[[内分泌系/泌尿器系/バソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)/発汗に対する調節/簡...) |
編集の要約なし |
||
| 1行目: | 1行目: | ||
{{Point| | {{Point|発汗すると（青→赤の）負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を亢進させる。}} | ||
[[メディア:SweatingBasicFeedbackToADH-JPN.mp4|動画と音声での説明]]<br> | [[メディア:SweatingBasicFeedbackToADH-JPN.mp4|動画と音声での説明]]<br> | ||
[[ファイル:SweatingBeforeBasicFeedbackToADH-JPN.jpg|left|500px]] | [[ファイル:SweatingBeforeBasicFeedbackToADH-JPN.jpg|left|500px]] | ||
① | ① 発汗したとします。発汗により血漿浸透圧は上昇し（濃く、高張になり）ます。（バソプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての）水分再吸収は血漿浸透圧を低下させます。これらは<font color="#00f">逆の方向（青）</font>です。 | ||
<br style="clear:both;" /> | <br style="clear:both;" /> | ||
[[ファイル:SweatingDuringBasicFeedbackToADH-JPN.jpg|left|500px]] | [[ファイル:SweatingDuringBasicFeedbackToADH-JPN.jpg|left|500px]] | ||
② これらは<font color="#00f">逆の方向（青）</font> | ② これらは<font color="#00f">逆の方向（青）</font>なので、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を<font color="#ff0000">亢進（赤）</font>させます。これにより、水チャンネルの数と水分再吸収が増加します。水分再吸収の血漿浸透圧低下作用が増強し、上昇して（濃く、高張になって）いた血漿浸透圧は、元の浸透圧（等張）へ向けて低下します。 | ||
<br style="clear:both;" /> | <br style="clear:both;" /> | ||
室温が高い時（夏）にクーラーは使う、と似たようなものです。 | 室温が高い時（夏）にクーラーは使う、と似たようなものです。 | ||
| 15行目: | 15行目: | ||
//LEVEL:3 | //LEVEL:3 | ||
//RAND | //RAND | ||
発汗により血漿浸透圧は{~=上昇~低下} | 発汗により血漿浸透圧は{~=上昇~低下}し、（バソプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての）水分再吸収は血漿浸透圧を{~上昇~=低下}させる。これらは{~同じ~=逆の}方向であるので、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を{~=亢進~低下}させる。 | ||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
//RAND | //RAND | ||
血漿浸透圧が高い時、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）（の生成、内分泌、血中濃度）を{~=亢進~低下}させる。 | |||
</GIFT> | </GIFT> | ||
2022年8月20日 (土) 13:27時点における版
POINT!
| 発汗すると（青→赤の）負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を亢進させる。 |
① 発汗したとします。発汗により血漿浸透圧は上昇し（濃く、高張になり）ます。（バソプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての）水分再吸収は血漿浸透圧を低下させます。これらは逆の方向（青）です。
② これらは逆の方向（青）なので、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を亢進（赤）させます。これにより、水チャンネルの数と水分再吸収が増加します。水分再吸収の血漿浸透圧低下作用が増強し、上昇して（濃く、高張になって）いた血漿浸透圧は、元の浸透圧（等張）へ向けて低下します。
室温が高い時（夏）にクーラーは使う、と似たようなものです。
Challenge Quiz
1.
発汗により血漿浸透圧は 上昇 低下 し、（バソプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての）水分再吸収は血漿浸透圧を 上昇 低下 させる。これらは 同じ 逆の 方向であるので、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）の生成、内分泌、血中濃度を 亢進 低下 させる。
2.
血漿浸透圧が高い時、負のフィードバックはバソプレッシン（抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH）（の生成、内分泌、血中濃度）を 亢進 低下 させる。