「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/グルカゴン/分泌調節(簡略版)/食事」の版間の差分

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② これらは<font color="#ff0000">同じ方向(赤)</font>なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#00f">低下(青)</font>させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、上昇していた血糖は元の血糖へ向けて低下します。<br style="clear:both;" />
② これらは<font color="#ff0000">同じ方向(赤)</font>なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#00f">低下(青)</font>させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、


室温が高い時(夏)にヒーターは使わない、と似たようなものです。
血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。<br style="clear:both;" />
 
室温が高い時(夏)にヒーターは使わない、と同様、<font color="#ff0000">赤</font>→<font color="#00f">青</font>の負のフィードバックです。
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2023年7月12日 (水) 16:12時点における版

POINT!

動画と音声での説明

GlucagonBaselineJpn.jpg

グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「室温が高い時(夏)ヒーターは使わない」をイメージしてくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)

グルカゴン・インスリン02.jpg

① 食事したとします。食事により血糖は上昇します。グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を上昇させます。これらは同じ方向(赤)です。


Glucagon-meal-FB.jpg

② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下(青)させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、

血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。

室温が高い時(夏)にヒーターは使わない、と同様、の負のフィードバックです。

Challenge Quiz

1.

食事により血糖は 上昇 低下 し、グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 であるので、負のフィードバックはグルカゴンを 低下 亢進 させる。

2.

血糖が高い時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を 亢進 低下 させる。