「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/インスリン抵抗性(簡略説明)」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
4行目: 4行目:
<br style="clear:both;" />  
<br style="clear:both;" />  
[[ファイル:insulin-resistanceBeforeFeedback.jpg|left|500px]]2型糖尿病では、主病態として「インスリン抵抗性」があります。インスリンの生成、内分泌、血中濃度ではなく、血糖低下作用が減弱するのです。そのため血糖は上昇します。
[[ファイル:insulin-resistanceBeforeFeedback.jpg|left|500px]]2型糖尿病では、主病態として「インスリン抵抗性」があります。インスリンの生成、内分泌、血中濃度ではなく、血糖低下作用が減弱するのです。そのため血糖は上昇します。
<br style="clear:both;" />
<p class="page-break" style="padding: 0px;"></p>
<p class="page-break" style="padding: 0px;"></p>
[[ファイル:insulin-resistance.jpg|left|500px]]血糖が上昇しました。インスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を低下させます。これらは<font color="#00f">逆の方向(青)</font>なので、負のフィードバックはインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#ff0000">亢進(赤)</font>させようとします。膵臓は正常ですので、負のフィードバックがインスリンを亢進させます。しかし、インスリン抵抗性のため、血糖はあまり低下しません。
[[ファイル:insulin-resistance.jpg|left|500px]]血糖が上昇しました。インスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を低下させます。これらは<font color="#00f">逆の方向(青)</font>なので、負のフィードバックはインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#ff0000">亢進(赤)</font>させようとします。膵臓は正常ですので、負のフィードバックがインスリンを亢進させます。しかし、インスリン抵抗性のため、血糖はあまり低下しません。

2020年8月19日 (水) 11:29時点における版

POINT!

動画と音声での説明

InsulinBaselineJpn.jpg

インスリンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖低下作用があります。


Insulin-resistanceBeforeFeedback.jpg

2型糖尿病では、主病態として「インスリン抵抗性」があります。インスリンの生成、内分泌、血中濃度ではなく、血糖低下作用が減弱するのです。そのため血糖は上昇します。


Insulin-resistance.jpg

血糖が上昇しました。インスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を低下させます。これらは逆の方向(青)なので、負のフィードバックはインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)を亢進(赤)させようとします。膵臓は正常ですので、負のフィードバックがインスリンを亢進させます。しかし、インスリン抵抗性のため、血糖はあまり低下しません。


Challenge Quiz

1.

2型糖尿病での「インスリン抵抗性」によりインスリンの(生成、内分泌、血中濃度ではなく)血糖低下作用は 増強 減弱 する。

2.

インスリン抵抗性によりインスリン(の生成、内分泌、血中濃度)は、正常人と比べて 極めて低下する 亢進する 食後の亢進が小さく、遅延する

3.

インスリン抵抗性により食後の血糖は、正常人と比べて 極めて低下する 上昇する 食後の上昇が小さく、遅延する