「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/分泌調節」の版間の差分

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2018年5月29日 (火) 17:38時点における版

POINT!
副甲状腺ホルモン負のフィードバック.jpg

血中カルシウム濃度が低いとパラソルモンの分泌が亢進します。逆に、高いとパラソルモン分泌は抑制されます。

パラソルモンの分泌調節
 パラソルモン
  作用生成・内分泌・血中濃度
高カルシウム血症同じ方向
(過剰)
低下
低カルシウム血症逆の方向
(不足)
亢進
(上昇)


高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度上昇作用のある副甲状腺ホルモン(パラソルモン)にとっては、作用が同じ方向のため過剰な状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論にしたがい、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の生成・内分泌・血中濃度は低下します。

低カルシウム血症は、血中カルシウム濃度上昇作用のある副甲状腺ホルモン(パラソルモン)にとっては、作用が逆の方向のため不足している状態です。この際、負のフィードバック調節の一般論にしたがい、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の生成・内分泌・血中濃度は亢進(上昇)します。

Challenge Quiz

1.

副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の分泌は、 「作用重視型」 「濃度重視型」 調節を受けている。

2.

高カルシウム血症は、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)にとっては「ホルモン作用」(血中カルシウム濃度の 上昇 低下 )である「結果」が 多い 少ない 状態であり、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の生成・内分泌を 亢進 低下 させる。

3.

低カルシウム血症は、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)にとっては「ホルモン作用」(血中カルシウム濃度の 上昇 低下 ) である「結果」が 多い 少ない 状態であり、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の生成・内分泌を 亢進 低下 させる。

4.

カルシウム血症は副甲状腺ホルモン(パラソルモン)の生成、内分泌を亢進する。