「泌尿器系/腎臓/カルシウムイオン、リン酸イオンの調節/腎不全(慢性腎臓病CKD)における主病態-1」の版間の差分
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*腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)が減少します(赤い<font color="#ff0000"><strong>×</strong></font>)。臨床の現場では、クレアチニン・クリアランスが、糸球体ろ過量の指標とされています。 | *腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)が減少します(赤い<font color="#ff0000"><strong>×</strong></font>)。臨床の現場では、クレアチニン・クリアランスが、糸球体ろ過量の指標とされています。 | ||
2017年8月16日 (水) 02:28時点における版
POINT!
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体における水分、カルシウム、リン(酸)のろ過量が減少する。 |
*腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)が減少します(赤い×)。臨床の現場では、クレアチニン・クリアランスが、糸球体ろ過量の指標とされています。
*GFRが減少するため、ろ過されて腎臓から排出されるリン(酸イオン)の量が減少し、血中のリン(酸イオン)濃度が上昇します。
*GFRが減少し、ろ過されるカルシウムイオン量は減少します。このことは血中のカルシウム濃度を上昇させます。
Challenge Quiz
1.
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)で、糸球体ろ過量(glomerular filtration rate, GFR)は、 低下する 不変である 増大する 。
2.
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)で、クレアチニン・クリアランスは、 低下する 不変である 増大する 。
3.
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、リン(酸イオン)の血中濃度は、 低下する 増大する 。
4.
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)では、カルシウムイオンの血中濃度は、 軽度低下する 軽度増大する 。