「血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/白血球/リンパ球/Bリンパ球と(体)液性免疫/不規則抗体の例:Rh式血液型/イントロ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Point|Rh式血液型(-)のヒトにとって、Rh抗原は非自己(異物)である。Rh抗原に対する(体)液性免疫応答として抗Rh抗体が生成される。}} | {{Point|Rh式血液型(-)のヒトにとって、Rh抗原は非自己(異物)である。Rh抗原に対する(体)液性免疫応答として抗Rh抗体が生成される。}} | ||
生理学概論/遺伝/Rh式血液型を勉強しておきましょう。<br> | 生理学概論/遺伝/Rh式血液型を勉強しておきましょう。<br> | ||
Rh式血液型(Rh+、 Rh-)は赤血球膜の「Rh抗原」の有無で決まるのです。 | Rh式血液型(Rh<sup>+</sup>、 Rh<sup>-</sup>)は赤血球膜の「Rh抗原」の有無で決まるのです。 | ||
[[ファイル:04530.jpg|alt=04530.jpg|none|671px]] | [[ファイル:04530.jpg|alt=04530.jpg|none|671px]] | ||
[[ファイル:04666.jpg|alt=04666.jpg|none|671px]] | [[ファイル:04666.jpg|alt=04666.jpg|none|671px]] | ||
また、抗Rh抗体は規則抗体ではなく、Rh抗原(Rh<sup>+</sup>のヒトの赤血球)が侵入しないかぎり生成されない不規則抗体です。そのため、Rh式血液型(+)の人も(―)の人も、生まれた時は、血中に抗Rh抗体はありません。 | |||
{{QuizTitle}} | {{QuizTitle}} | ||
<GIFT> | <GIFT> |
2017年3月9日 (木) 14:59時点における版
POINT!
Rh式血液型(-)のヒトにとって、Rh抗原は非自己(異物)である。Rh抗原に対する(体)液性免疫応答として抗Rh抗体が生成される。 |
生理学概論/遺伝/Rh式血液型を勉強しておきましょう。
Rh式血液型(Rh+、 Rh-)は赤血球膜の「Rh抗原」の有無で決まるのです。
また、抗Rh抗体は規則抗体ではなく、Rh抗原(Rh+のヒトの赤血球)が侵入しないかぎり生成されない不規則抗体です。そのため、Rh式血液型(+)の人も(―)の人も、生まれた時は、血中に抗Rh抗体はありません。
Challenge Quiz
1.
赤血球膜にRh抗原のあるヒトは、Rh式血液型 + - である。
2.
赤血球膜にRh抗原のないヒトは、Rh式血液型 + - である。
3.
Rh式血液型(+)のヒトの赤血球の膜に、Rh抗原は ない ある 。
4.
Rh式血液型(-)のヒトの赤血球の膜に、Rh抗原は ない ある 。
5.
抗Rh抗体は、 規則 不規則 抗体である。
6.
Rh血液型(-)のヒトにおいて、抗Rh抗体は、Rh抗原が体内に侵入 する前に した後に 生成される。
7.
Rh血液型(+)のヒトは、赤血球膜にRh抗原が あり なく 、誕生時点で、血漿中に抗Rh抗体は ある ない 。
8.
Rh血液型(-)のヒトは、赤血球膜にRh抗原が あり なく 、誕生時点で、血漿中に抗Rh抗体は ある ない 。
9.
Rh血液型(-)のヒトは、赤血球膜にRh抗原が なく あり 、血漿中には、 規則的に抗Rh抗体をもつ 感作されていないかぎり抗Rh抗体をもたない 。
10.
Rh式血液型(-)のヒトにRh血液型(+)の赤血球を輸血 した後 する前 に、抗Rh抗体は生成される。