「Nerve06/autonomic nervous system and synapses/characteristics of synapses」の版間の差分
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2012年9月21日 (金) 15:20時点における版
シナプス遅延
細胞内の伝導と比較すると、シナプス伝達は時間のかかる過程です。1カ所のシナプス伝達に1 msecかかると言われています。
疲労
シナプス伝達が頻回行われることにより、伝達物質が枯渇してしまい、シナプス前膜まで活動電位が来ても、シナプス後膜に活動電位が発生しにくくなることです。
動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)
反復刺激後増強
シナプス伝達が頻回行われることにより、シナプス後膜の感度が増大し、シナプス伝達の効率が増大することです。
1方向性
シナプスは、前膜/後膜と方向性が決まっており、一方通行です。
薬物の影響を受けやすいです。
Challenge Quiz
1.
シナプスの伝達は、一方向のみである。 正. 誤
2.
シナプスでは、化学的に情報が伝達されるので、伝達速度は、神経線維の伝導速度と比べて 速い.遅い 。
3.
シナプス前膜に2個の活動電位が到来すると、シナプス後膜に発生する活動電位の数は、 2未満. ちょうど2. 2より多い.条件により一定しない 。
4.
シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に2個の活動電位が発生した場合、この現象は 反復刺激後増強. 疲労 と表現される。
5.
シナプス前膜に2個の活動電位が到来し、最初の1個に対してシナプス後膜に1個の活動電位が発生し、次の1個に対してシナプス後膜に0個の活動電位が発生した場合、この現象は 反復刺激後増強.疲労 と表現される。
6.
シナプスは、低酸素や薬物の影響を 受けやすい. 受けにくい 。
7.
シナプスの前膜は、 神経終末. 神経細胞体. 樹状突起 に存在する。