「電解質と体液/腎臓と肺、それぞれの機能低下と機能亢進/アシドーシス、アルカローシスの種類/呼吸性アルカローシス」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
23行目: 23行目:
//LEVEL:2  
//LEVEL:2  
//RAND  
//RAND  
図の変化に対し、重炭酸緩衝系は {~=H<sup>+</sup> → CO<sub>2</sub> (正確には、H<sup>+</sup> + HCO<sub>3</sub><sup>-</sup> → H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> → H<sub>2</sub>O + CO<sub>2</sub>)~H<sup>+</sup> ← CO<sub>2</sub> (正確には、H<sup>+</sup> + HCO<sub>3</sub><sup>-</sup> ← H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> ← H<sub>2</sub>O + CO<sub>2</sub>)}の方向に作用する。
図の変化に対し、重炭酸緩衝系は {~=H<sup>+</sup> → CO<sub>2</sub> (正確には、H<sup>+</sup> + HCO<sub>3</sub><sup>-</sup> → H<sub>2</sub>O + CO<sub>2</sub>)~H<sup>+</sup> ← CO<sub>2</sub> (正確には、H<sup>+</sup> + HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>  ← H<sub>2</sub>O + CO<sub>2</sub>)}の方向に作用する。
[[画像:04382.jpg|350px]]
[[画像:04382.jpg|350px]]
</GIFT>
</GIFT>

2016年3月23日 (水) 13:27時点における版

POINT!
04524.jpg
04382.jpg

肺の機能亢進そのものにより(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、低CO2血症です。

04432.jpg

血漿のこの変化に対し、重炭酸緩衝系は、H+ + HCO3- → H2O + CO2 (図中では H2 → CO2) の方向に作用します。そのため、H+も減少し、呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症)がもたらされます。

Challenge Quiz

1.

肺の機能亢進そのものにより(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、CO2の減少、すなわち、 高CO2血症 代謝性アルカローシス(によるアルカリ症) 呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症) 呼吸性アシドーシス(による酸血症) 低CO2血症 代謝性アシドーシス(による酸血症) である。血漿のこの変化に対し、重炭酸緩衝系は、  H+ + HCO3- → H2CO3 → H2O + CO2 H+ + HCO3- ← H2CO3 ← H2O + CO2 の方向に作用する。そのため、H+は  増大 減少 する。すなわち、 代謝性アシドーシス(による酸血症) 呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症) 代謝性アルカローシス(によるアルカリ血症) 呼吸性アシドーシス(による酸血症) がもたらされる。

2.

肺の機能亢進により 代謝性アルカローシス(によるアルカリ血症) 呼吸性アシドーシス(による酸血症) 代謝性アシドーシス(による酸血症) 呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。

3.

肺の機能亢進そのものにより(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、CO2の減少、すなわち、 代謝性アシドーシス(による酸血症) 代謝性アルカローシス(によるアルカリ症) 高CO2血症 低CO2血症 呼吸性アシドーシス(による酸血症) 呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症) である。

4.

図の変化に対し、重炭酸緩衝系は  H+ → CO2 (正確には、H+ + HCO3- → H2O + CO2) H+ ← CO2 (正確には、H+ + HCO3-  ← H2O + CO2) の方向に作用する。

/wiki/images/thumb/b/b0/04382.jpg/350px-04382.jpg