「概論/エネルギー代謝/アデノシン三リン酸(ATP)/ATPの合成」の版間の差分

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::チャレンジクイズ::
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2015年6月21日 (日) 16:53時点における版

POINT!


動画と音声での説明

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・アデノシン二リン酸(ADP)とリン酸(P)とを合わせただけでは、アデノシン三リン酸(ATP)はできません。リン酸を結合させるために、エネルギーが必要だからです。


・そのエネルギーこそが、栄養素が分解されて放出されるエネルギーなのです。栄養素からATPへの赤い矢印は、栄養素が分解されて放出したエネルギーが、ATP合成に使われていることを表します。


・前述の通り、ATPを合成するために必要な原子は、栄養素からは来ません。移行するのはエネルギーだけです。青い矢印は、栄養素の中にあったすべての原子の流れを表します。 各物質内のエネルギー量を数値(kcal/mol)で示します。赤い矢印は、すべてのエネルギーの流れを表すわけではありません。1molのアデノシン三リン酸を合成するためには、12 (36-24) kcalのエネルギーが必要であり、そのためには、18kcalのエネルギーを含む量の栄養素が必要です。ATPに移行しないエネルギー(6 kcal)は熱になります。


Challenge Quiz

1.

栄養素の代謝産物は、 酸素(O2) 二酸化炭素(CO2) アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP) アデノシン二リン酸 adenosine di-phosphate (ADP) である。

2.

栄養素内の原子は、 すべて代謝産物 一部が代謝産物で一部がATP すべてがATP へ移行する。

3.

ATPと「ATPの部品」とでは、 前者 後者 の方が化学的エネルギーが多い。

4.

ATP合成に使われるエネルギーは、 栄養素の化学的エネルギー 筋の運動エネルギー である。

5.

ATP合成に必要な原子は、 「ATPの部品」 栄養素 からくる。

6.

ATP合成に必要な化学的エネルギーは、 「ATPの部品」 栄養素 からくる。

7.

収縮している筋細胞内では、主に ATPが分解されて栄養素が生成される 栄養素が分解されてATPが合成される

8.

エネルギー代謝の結果、栄養素が 分解 合成 されて 放出 獲得 したエネルギーと、ATPが 分解 合成 されて 放出 獲得 したエネルギーとでは、 前者 後者 の方が大きい。

9.

ATP合成のときに使われるエネルギーは、食品の栄養素から供給される。

10.

アデノシン二リン酸 adenosine di-phosphate (ADP)とリン酸とで、アデノシン三リン酸 adenosine tri-phosphate (ATP)合成に必要な化学的「部品」はそろっている。

11.

アデノシン二リン酸 adenosine di-phosphate (ADP)とリン酸さえあれば、ATPは合成できる。