「呼吸/呼吸調節/反射・反応/化学受容器刺激による呼吸の反応/CO2変動に対する反応/抑制要因」の版間の差分
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2015年6月22日 (月) 09:44時点における版
POINT!
再呼吸などにより、呼吸は亢進する。 |
呼吸が「原因」であり、「結果」である二酸化炭素濃度低下を促進します。二酸化炭素濃度低下はモニターされ、40 mmHg がちょうどいいセットポイントです。 今、ある一定の呼吸により、二酸化炭素濃度がセットポイントの40mmHgまで低下している、としましょう。これは、ちょうど良く、生理的です。
このシステムに最初に起こることが、再呼吸だったとしましょう。 再呼吸により、二酸化炭素濃度は45mmHgなどになります。これは、セットポイントの40より二酸化炭素濃度低下が少なすぎる状態です。このようなことが人体で起これば、生理的ではありません。
再呼吸は、二酸化炭素濃度低下に対する抑制性のノイズであり、調節が必要です。
「結果」が少ない場合、負のフィードバックは、「結果」を促進する「原因」を多くします。これにより、呼吸が亢進し、呼吸による二酸化炭素濃度低下への促進作用も多くなり、二酸化炭素濃度がちょうどいいセットポイントの二酸化炭素濃度へ低下するので、二酸化炭素濃度のホメオスターシスを保つことができ生理的です。
Challenge Quiz
1.
血中CO2が上昇すると、呼吸調節により、呼吸は 亢進 低下 する。
2.
再呼吸などにより「CO2低下」が抑制されると、呼吸調節により、呼吸は 低下 亢進 する。
3.
再呼吸などに対する呼吸調節により、呼吸は 低下 亢進 する。
4.
呼吸調節の負のフィードバックでは、(外)呼吸が「原因」であり、CO2濃度 上昇 低下 が「結果」である。再呼吸などにより「結果」が 抑制 促進 される。これに対する調節として、「原因」である呼吸は 低下 亢進 する。この調節により、酸素濃度はセットポイント へ近づく からさらに遠ざかる 。