「電解質と体液/pH調節の重要性/腎臓におけるpHの調節」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
21行目: | 21行目: | ||
<GIFT> | <GIFT> | ||
::チャレンジクイズ:: | ::チャレンジクイズ:: | ||
26行目: | 28行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の再吸収は {=亢進~低下} する。 | 血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の再吸収は {=亢進~低下} する。 | ||
31行目: | 35行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の尿中排泄は {~亢進~=低下}する。 | 血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の尿中排泄は {~亢進~=低下}する。 | ||
36行目: | 42行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の再吸収は {~亢進~=低下}する。 | 血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の再吸収は {~亢進~=低下}する。 | ||
41行目: | 49行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の尿中排泄は {=亢進~低下} する。 | 血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>の尿中排泄は {=亢進~低下} する。 | ||
46行目: | 56行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>はアルカローシス(によるアルカリ血症)を是正できるほど排泄されることは {~ない~=ある} . | HCO<sub>3</sub><sup>-</sup>はアルカローシス(によるアルカリ血症)を是正できるほど排泄されることは {~ない~=ある} . | ||
51行目: | 63行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
NH<sub>4</sub><sup>+</sup>は呼吸性アシドーシス(による酸血症)の際.排泄されるが.正常時には排泄されていない. {~正~=誤} . | NH<sub>4</sub><sup>+</sup>は呼吸性アシドーシス(による酸血症)の際.排泄されるが.正常時には排泄されていない. {~正~=誤} . | ||
56行目: | 70行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
アシドーシスにより酸血症に陥った際.尿細管におけるNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の分泌は.{=増大~減少}する . | アシドーシスにより酸血症に陥った際.尿細管におけるNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の分泌は.{=増大~減少}する . | ||
61行目: | 77行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
アシドーシスにより酸血症に陥った際.腎臓からのNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の排泄は.{=増大~減少}する . | アシドーシスにより酸血症に陥った際.腎臓からのNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の排泄は.{=増大~減少}する . | ||
66行目: | 84行目: | ||
//RAND | //RAND | ||
アルカローシスによりアルカリ血症に陥った際.尿細管におけるNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の分泌は.{~増大~=減少}する . | アルカローシスによりアルカリ血症に陥った際.尿細管におけるNH<sub>4</sub><sup>+</sup>の分泌は.{~増大~=減少}する . | ||
2014年11月18日 (火) 21:44時点における版
HCO3-の再吸収
血しょうがアシドーシス(により酸血症)に陥ると,HCO3-の再吸収はろ過量の100%まで亢進し,尿中排泄はゼロになります.
逆に,血しょうがアルカローシス(によりアルカリ血症)に傾くと,HCO3-の再吸収は低下し,ろ過量の98%となり,ろ過量の2%が尿中に排泄されます.HCO3-はアルカリ性物質であるため,HCO3-の排泄は,アルカローシス(によるアルカリ血症)の是正となります.
水素イオンの分泌<
酸の実体である水素イオン(H+)の分泌は,アシドーシス(による酸血症)に陥った際,NH4+の排泄は増大します.逆にアルカローシス(によるアルカリ血症)に陥った場合,H+分泌は減少します.
アルカローシス(による アルカリ血症)に対する腎臓の調節 | 正常時 | アシドーシス(による酸血症)に 対する腎臓の調節 | |
---|---|---|---|
HCO3-排泄(mEq/日) | 80 | 1 | 0 |
滴定酸排泄(mEq/日) | 0 | 20 | 40 |
NH4+排泄 (mEq/日) | 0 | 40 | 160 |
Challenge Quiz
血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO3-の再吸収は 亢進 低下 する。
血漿がアシドーシスにより酸血症に陥ると、HCO3-の尿中排泄は 亢進 低下 する。
血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO3-の再吸収は 亢進 低下 する。
血漿がアルカローシスによりアルカリ血症に陥ると、HCO3-の尿中排泄は 亢進 低下 する。
HCO3-はアルカローシス(によるアルカリ血症)を是正できるほど排泄されることは ない ある .
NH4+は呼吸性アシドーシス(による酸血症)の際.排泄されるが.正常時には排泄されていない. 正 誤 .
アシドーシスにより酸血症に陥った際.尿細管におけるNH4+の分泌は. 増大 減少 する .
アシドーシスにより酸血症に陥った際.腎臓からのNH4+の排泄は. 増大 減少 する .
アルカローシスによりアルカリ血症に陥った際.尿細管におけるNH4+の分泌は. 増大 減少 する .
アルカローシスによりアルカリ血症に陥った際.腎臓からのNH4+の排泄は. 増大 減少 する .