「呼吸/呼吸調節/反射・反応/化学受容器刺激による呼吸の反応/O2変動に対する反応/まとめ」の版間の差分
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「原因」に依存して「結果」がもたらされます。つまり、「原因」が多いときは、「結果」も多くなり、「原因」が少ないときは、「結果」も少なくなるのです。 | 「原因」に依存して「結果」がもたらされます。つまり、「原因」が多いときは、「結果」も多くなり、「原因」が少ないときは、「結果」も少なくなるのです。 |
2013年4月16日 (火) 10:20時点における版
POINT!
酸素濃度上昇が負のフィードバックにより呼吸を調節している。 |
「原因」に依存して「結果」がもたらされます。つまり、「原因」が多いときは、「結果」も多くなり、「原因」が少ないときは、「結果」も少なくなるのです。
「結果」がセットポイントより多いときに、「結果」をもたらす「原因」を少なくし、逆に「結果」がセットポイントより少ないとき、「結果」をもたらす「原因」を多くするのです。これにより、「結果」をセットポイントに安定させる調節方式が負のフィードバックです(概論 >>負のフィードバック >>まとめ参照)。
「呼吸」(換気、肺呼吸)が原因で「血中酸素(O2)濃度上昇」が結果です。「呼吸」が亢進すると、「血中O2濃度上昇」も多くなり、血中O2濃度は上昇します。逆に「呼吸」が低下すると、「血中O2濃度上昇」も少なくなり、血中O2濃度は低下します。
血中O2濃度のセットポイントはだいたい100 mmHgです。
「血中O2濃度上昇」(結果)が多い場合、すなわち、血中O2濃度が100 mmHgより高い(高O2)の場合、「呼吸」(原因)は抑制されます。 逆に、「血中O2濃度上昇」(結果)が少ない場合、すなわち、血中O2濃度が100 mmHgより低い(低O2)の場合、「呼吸」(原因)は亢進されます。
この負のフィードバックによる呼吸調節により、血中O2濃度は100 mmHgに安定しているわけです。
Challenge Quiz
1.
酸素濃度上昇が 促進. 抑制 されると、呼吸調節により呼吸は低下する。
酸素濃度上昇が 抑制. 促進 されると、呼吸調節により呼吸は亢進する。