内分泌系/総論/ホルモンの分泌調節の種類/分泌調節/エストロゲンの場合/その2

POINT!

エストロゲンの血中濃度が低下すると、負のフィードバックによりエストロゲンの分泌が増大する。これによりエストロゲンの血中濃度は正常の（セットポイントの）濃度へ増大する。

動画と音声での説明

エストロゲンの生成、分泌による、エストロゲンの血中濃度上昇は、乳房発育を促進します。エストロゲン分泌調節の負のフィードバックでは、エストロゲンの生成、分泌が原因で、エストロゲンの血中濃度上昇が結果です。エストロゲンの血中濃度上昇は、常にモニターされています。

エストロゲンの血中濃度上昇の要因により、エストロゲンの血中濃度上昇が小さくなります。これは、血中濃度上昇がセットポイントより少なすぎる状態であり、調節が必要です。

負のフィードバックでは、結果である「エストロゲンの血中濃度上昇」が少ない場合、原因である「エストロゲンの生成、分泌」は亢進します。

この調節により、エストロゲンの生成、分泌によるエストロゲンの血中濃度上昇は多くなり、エストロゲンの血中濃度上昇はセットポイントに戻ります。

Challenge Quiz

1.

エストロゲンの血中濃度が低いと、エストロゲンの分泌は、 負のフィードバックにより増大する. (エストロゲンの血中濃度はエストロゲンの分泌を調節している負のフィードバックシステムでは最初からモニターされていないから)変わらない. 負のフィードバックにより減少する  正解!。