「養護教諭/神経系/検査①:髄膜刺激症状」の版間の差分
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子どもの脳血管障害の原因の多くは、脳動静脈の奇形や頭部外傷であり、前もって予測することは難しいため、子どもが頭痛や嘔吐を訴えたら必ず髄膜刺激症状があるかどうかの検査をするようにしましょう。<br> | |||
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2020年6月23日 (火) 18:53時点における最新版
1.生命維持機能
◆意識状態(JCS)
◆呼吸パターン
→バイタルサインの項を参照。
2.髄膜刺激症状
髄膜刺激症状とは、クモ膜下出血や髄膜炎などで起こるクモ膜下腔の出血・炎症によって起こる症状の総称です。
子どもの脳血管障害の原因の多くは、脳動静脈の奇形や頭部外傷であり、前もって予測することは難しいため、子どもが頭痛や嘔吐を訴えたら必ず髄膜刺激症状があるかどうかの検査をするようにしましょう。
【髄膜刺激症状の検査】
【動画】自動的頸部屈曲試験:↑【動画】自動的頸部屈曲試験
【動画】他動的頸部屈曲試験:↑【動画】他動的頸部屈曲試験
【動画】ブルジンスキー徴候の検査:↑【動画】ブルジンスキー徴候の検査
【動画】ケルニッヒ徴候の検査:↑【動画】ケルニッヒ徴候の検査
【動画】頭痛増強振動試験:↑【動画】頭痛増強振動試験
Challenge Quiz
1.
髄膜刺激症状とは、クモ膜下腔の出血・炎症によって起こる症状のことである。 ○ ✕
2.
髄膜刺激症状陽性の場合、原因として、髄膜炎・脳内出血・脳腫瘍などが考えられる。 ○ ✕
3.
他動的頸部屈曲試験を行い、子どもの顎を胸部へつけるように前屈させた際、肩まで一緒に持ち上がるときは髄膜刺激症状なしと判断する。 ○ ✕
4.
ブルジンスキー徴候は、仰臥位の子どもの下顎を胸部へつけるように前屈させた際、股関節と膝関節が意図せず屈曲することを言う。 ○ ✕
5.
ケルニッヒ徴候がみられる場合、抵抗があり、仰臥位の状態で膝関節が90度異常伸展できない。 ○ ✕
6.
頭を振ったとき、頭痛が増強する場合は髄膜刺激症状陽性である。 ○ ✕