「養護教諭/神経系/問診:現病歴」の版間の差分
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自分の意思とは関係なく症状が出現し、不随意運動による症状と筋緊張の異常を認め、明らかな運動麻痺が無いことが特徴である。<br> | |||
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小脳機能が障害されると、筋肉各部の協調と連動ができなくなるため、筋力の低下や麻痺がなくとも、目的に適ったスムーズな動きが上手くできなくなる。<br> | |||
口の形や息を調節して思い通りに発音する機能も障害されるため、言語障害(小脳性構音障害)も起こる。<br> |
2020年6月23日 (火) 19:52時点における最新版
【アセスメント項目】
★1錐体外路症状
錐体外路の障害により出現する症状のこと。
錐体外路は、錐体路以外の全ての中枢神経系の経路のことであり、姿勢・運動に対する基本的かつ無意識的な運動をコントロールし、運動が円滑に行うことができるように筋緊張などを調節している。
自分の意思とは関係なく症状が出現し、不随意運動による症状と筋緊張の異常を認め、明らかな運動麻痺が無いことが特徴である。
★2小脳症状
小脳機能が障害されると、筋肉各部の協調と連動ができなくなるため、筋力の低下や麻痺がなくとも、目的に適ったスムーズな動きが上手くできなくなる。
口の形や息を調節して思い通りに発音する機能も障害されるため、言語障害(小脳性構音障害)も起こる。