泌尿器系/腎臓/血漿量、血圧の調節/アルドステロン

アルドステロンの分泌調節は．．．

血漿量・血圧	アルドステロン分泌
上昇	通常より低下
低下	通常より亢進

また、アルドステロンの標的細胞は、尿細管のNa⁺ポンプであり、Na⁺ポンプの回転を増大させる作用がある。すなわち、前ステップのフィードバック(血漿量がモニターされ，Na⁺ポンプの回転に負のフィードバックをかけている)の図は、下図の「省略バージョン」である。ホルモンの分泌調節としては、アルドステロンは、「作用重視型調節」を受けている。

前のステップの表と一緒にまとめると．．．

最初の変化	アルドステロン 分泌	尿細管の調節		得られる結果
血漿量・血圧		Na+ポンプの回転 =Na+の再吸収	受動的に再吸収 される水分	血漿量・血圧
セットポイントより低下	通常より亢進	通常より亢進	通常より亢進	セットポイントへ向かって亢進
セットポイントより上昇	通常より低下	通常より低下	通常より低下	セットポイントへ向かって低下

Challenge Quiz

1.

塩分摂取などで、血漿量・血圧がセットポイントより上昇すると、負のフィードバックにより、アルドステロンの分泌、血中濃度は、 亢進・上昇 低下  正解!する。

2.

出血などで、血漿量・血圧がセットポイントより低下すると、負のフィードバックにより、アルドステロンの分泌、血中濃度は、 亢進・上昇 低下  正解!する。

3.

塩分摂取などで、血漿量・血圧がセットポイントより上昇すると、負のフィードバックにより、アルドステロンの分泌、血中濃度は、 亢進・上昇 低下  正解!する。これにより、腎臓の尿細管におけるNa⁺ポンプの回転数は、 亢進 低下  正解!し、これにより、血漿量・血圧は、セットポイント へ向けて からさらに離れて  正解!、 上昇 低下  正解!する。

4.

出血などで、血漿量・血圧がセットポイントより低下すると、負のフィードバックにより、アルドステロンの分泌、血中濃度は、 亢進・上昇 低下  正解!する。これにより、腎臓の尿細管におけるNa⁺ポンプの回転数は、 亢進 低下  正解!し、これにより、血漿量・血圧は、セットポイント へ向けて からさらに離れて  正解!、 上昇 低下  正解!する。