「泌尿器系/腎臓/腎機能の全体像/尿生成における主な2つの過程/イントロ/ろ過と再吸収」の版間の差分

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[[Category:泌尿器系|ヒニョウキケイ]]
{{Point|水分は毎分100 mlろ過され、99 ml再吸収されるため、尿に1 ml排出される。}}


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[[メディア:水_100ml.mp4|動画と音声での説明]]


[[ファイル:nephronwaterdynamics.jpg|left|500px]]


[[ファイル:04338.jpg|alt=04338.jpg|left|400px]]
毎分、腎動脈から、血漿中の水分が約500 ml流入しています。


腎動脈から、血漿中の水分が毎分約500 ml流入しています。   
そのうちの約100 mlが糸球体の中からボーマン嚢へろ過されます。


ろ過された水は、ボーマン嚢から尿細管へ流出します。


そのうち約100 mlが糸球体の中からボーマン嚢へ出て行きます。これを「ろ過された」といいます。 ろ過された水は、ボーマン嚢から尿細管へ流出します。  ろ過されなかった約400 mlの水は、糸球体を通過し、尿細管周囲毛細血管へ移動します。   
尿細管へ流出したこの約100 mlの水のうち、約99 mlが尿細管周囲毛細血管へ再吸収されます。


ろ過されたけど、再吸収されなかった約1 mlの水は尿管へ流出します。
         
<br clear=all>


糸球体でろ過され、尿細管へ流出した約100 mlの水のうち、約99 mlが尿細管周囲毛細血管へ移動します。この移動を再吸収といいます。 
[[メディア:水.mp4|動画と音声での説明]]


ろ過されたけど、再吸収されなかった約1 mlは尿管へ流出します。   
ろ過されなかった約400 mlの水は、糸球体を通過し、尿細管周囲毛細血管へ移動します。


この400 mlの水と再吸収された99 mlの水とは、一緒になって腎静脈へ流出します。


糸球体でろ過されず通過した400 mlの水と再吸収された99 mlの水とは、一緒になって腎静脈へ流出します。     


<br style="clear:both;" />


{{QuizTitle}}
<GIFT>
::チャレンジクイズ::


<table class="table" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" summary="3つの過程の移動方向">  <tr><th>過程</th><th>移動の方向</th><th>内外の動き</th></tr>  <tr>  <td>ろ過</td>  <td>糸球体の血管内腔からボーマン嚢内腔</td>  <td>体の内部から外部</td>  </tr>  <tr>  <td>再吸収</td>  <td>尿細管から尿細管周囲毛細血管</td>  <td>体の外部から内部</td>  </tr>  </table>   
//LEVEL:2
 
//RAND
 
腎臓内の動きを示す図において*印のついた物質の動きは{~尿細管で再吸収~腎動脈から流入~腎静脈へ流出~=糸球体でろ過・尿細管へ流出~尿管へ流出~糸球体でろ過されず通過}である。
ろ過、再吸収、それぞれ体の内部、外部を行き来する動きであることは認識すべきと思われます。 
[[画像:ろ過_クイズ.jpg|450px]]


//LEVEL:2
//RAND
腎臓内の動きを示す図において*印のついた物質の動きは{~腎動脈から流入~糸球体でろ過されず通過~腎静脈へ流出~=尿細管で再吸収~糸球体でろ過・尿細管へ流出~尿管へ流出}である。
[[画像:水_再吸収クイズ.jpg|450px]]


{{QuizTitle}}
<GIFT>
::チャレンジクイズ::
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
尿細管における分泌は、体の {=内部から外部.~外部から内部} 方向の動きである。  
尿細管における分泌は、体の {=内部から外部~外部から内部} 方向の動きである。  
 
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
尿細管における再吸収は、体の {~内部から外部.=外部から内部} 方向の動きである。  
尿細管における再吸収は、体の {~内部から外部~=外部から内部} 方向の動きである。  
</GIFT>
</GIFT>

2015年6月26日 (金) 14:16時点における最新版

POINT!
動画と音声での説明
Nephronwaterdynamics.jpg

毎分、腎動脈から、血漿中の水分が約500 ml流入しています。

そのうちの約100 mlが糸球体の中からボーマン嚢へろ過されます。

ろ過された水は、ボーマン嚢から尿細管へ流出します。

尿細管へ流出したこの約100 mlの水のうち、約99 mlが尿細管周囲毛細血管へ再吸収されます。

ろ過されたけど、再吸収されなかった約1 mlの水は尿管へ流出します。


動画と音声での説明

ろ過されなかった約400 mlの水は、糸球体を通過し、尿細管周囲毛細血管へ移動します。

この400 mlの水と再吸収された99 mlの水とは、一緒になって腎静脈へ流出します。


Challenge Quiz

1.

腎臓内の動きを示す図において*印のついた物質の動きは 尿細管で再吸収 腎動脈から流入 腎静脈へ流出 糸球体でろ過・尿細管へ流出 尿管へ流出 糸球体でろ過されず通過 である。

/wiki/images/thumb/5/56/%E3%82%8D%E9%81%8E_%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg/450px-%E3%82%8D%E9%81%8E_%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg
2.

腎臓内の動きを示す図において*印のついた物質の動きは 腎動脈から流入 糸球体でろ過されず通過 腎静脈へ流出 尿細管で再吸収 糸球体でろ過・尿細管へ流出 尿管へ流出 である。

/wiki/images/thumb/2/20/%E6%B0%B4_%E5%86%8D%E5%90%B8%E5%8F%8E%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg/450px-%E6%B0%B4_%E5%86%8D%E5%90%B8%E5%8F%8E%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg
3.

尿細管における分泌は、体の  内部から外部 外部から内部 方向の動きである。

4.

尿細管における再吸収は、体の  内部から外部 外部から内部 方向の動きである。