「血液・骨髄・リンパ系/赤血球/貧血/鉄欠乏性貧血/主病態」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成: ケツエキ・コツズイ・リンパケイ {{Point|鉄欠乏性貧血の主な病因は、鉄不足である。}} [[ファイル:...) |
編集の要約なし |
||
(2人の利用者による、間の19版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{Point|鉄欠乏性貧血の主な病因は、鉄不足である。}} | {{Point|鉄欠乏性貧血の主な病因は、鉄不足である。}} | ||
[[メディア:AnemiaIronDeficiency-Jpn.mp4|動画と音声での説明]]<br> | |||
[[ファイル: | [[ファイル:04423.jpg|none|671px]] | ||
鉄欠乏性貧血では、鉄(貯蔵鉄と血清鉄)不足によりヘムの生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下し、貧血になります。 | 鉄欠乏性貧血では、鉄(貯蔵鉄と血清鉄)不足によりヘムの生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下し、貧血になります。 | ||
鉄欠乏性貧血の赤血球は、小球性低色素性です。 | 鉄欠乏性貧血の赤血球は、小球性低色素性です。 | ||
鉄欠乏性貧血では、貯蔵鉄(フェリチン)と血清鉄の減少が、主たる病態です。これらの変化は、青い矢印で図示してあります。総鉄結合能(トランスフェリンの量)は増大します。 | |||
出血による貧血は、再利用できる鉄が減少するため、鉄欠乏性貧血です。 | 出血による貧血は、再利用できる鉄が減少するため、鉄欠乏性貧血です。 | ||
{{QuizTitle}} | {{QuizTitle}} | ||
<GIFT> | <GIFT> | ||
//LEVEL: | //LEVEL:5 | ||
//RAND | //RAND | ||
鉄欠乏性貧血の主な病因は、{=鉄不足 | 鉄欠乏性貧血の主な病因は、{=鉄不足~デルタ-アミノレブリン酸(δ-ALA)の欠損、機能低下~トランスフェリンの欠損~トランスフェリンの減少~グロビン遺伝子欠損~赤血球に対する自己抗体~全能性幹細胞の分裂・分化能の低下~ビタミンB12、葉酸の欠乏}である。 | ||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
//RAND | //RAND | ||
鉄欠乏性貧血では、鉄不足により{=ヘム | 鉄欠乏性貧血では、鉄不足により{=ヘム~グロビン}の生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下する。 | ||
//LEVEL:1 | |||
//RAND | |||
鉄欠乏性貧血では、鉄不足により{=ヘム~グロビン}の生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下する。 | |||
[[画像:04423.jpg|671px]] | |||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
//RAND | //RAND | ||
鉄欠乏性貧血の赤血球は、{~大球性 | 鉄欠乏性貧血の赤血球は、{~大球性~正球性~=小球性}、{~正色素性~=低色素性}である。 | ||
//LEVEL: | |||
//LEVEL:1 | |||
//RAND | //RAND | ||
鉄欠乏性貧血の赤血球は、{~大球性~正球性~=小球性}、{~正色素性~=低色素性}である。 | |||
//LEVEL: | |||
//LEVEL:4 | |||
//RAND | //RAND | ||
出血は、{~自己免疫性溶血性貧血~再生不良性貧血~巨赤芽球性貧血~サラセミア~鉄芽球性貧血~慢性疾患にともなう貧血~=鉄欠乏性貧血~無トランスフェリン血症}をもたらす。 | |||
//LEVEL:3 | |||
//RAND | |||
出血は、{~自己免疫性溶血性貧血~再生不良性貧血~巨赤芽球性貧血~サラセミア~鉄芽球性貧血~慢性疾患にともなう貧血~=鉄欠乏性貧血~無トランスフェリン血症}をもたらす。 | |||
[[画像:04423.jpg|671px]] | |||
</GIFT> | </GIFT> |
2024年8月29日 (木) 16:59時点における最新版
POINT!
鉄欠乏性貧血の主な病因は、鉄不足である。 |
鉄欠乏性貧血では、鉄(貯蔵鉄と血清鉄)不足によりヘムの生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下し、貧血になります。
鉄欠乏性貧血の赤血球は、小球性低色素性です。
鉄欠乏性貧血では、貯蔵鉄(フェリチン)と血清鉄の減少が、主たる病態です。これらの変化は、青い矢印で図示してあります。総鉄結合能(トランスフェリンの量)は増大します。
出血による貧血は、再利用できる鉄が減少するため、鉄欠乏性貧血です。
Challenge Quiz
1.
鉄欠乏性貧血の主な病因は、 鉄不足 デルタ-アミノレブリン酸(δ-ALA)の欠損、機能低下 トランスフェリンの欠損 トランスフェリンの減少 グロビン遺伝子欠損 赤血球に対する自己抗体 全能性幹細胞の分裂・分化能の低下 ビタミンB12、葉酸の欠乏 である。
2.
鉄欠乏性貧血では、鉄不足により ヘム グロビン の生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下する。
3.
鉄欠乏性貧血では、鉄不足により ヘム グロビン の生成が低下し、ヘモグロビン生成が低下する。
4.
鉄欠乏性貧血の赤血球は、 大球性 正球性 小球性 、 正色素性 低色素性 である。
5.
鉄欠乏性貧血の赤血球は、 大球性 正球性 小球性 、 正色素性 低色素性 である。
6.
出血は、 自己免疫性溶血性貧血 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血 サラセミア 鉄芽球性貧血 慢性疾患にともなう貧血 鉄欠乏性貧血 無トランスフェリン血症 をもたらす。
7.
出血は、 自己免疫性溶血性貧血 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血 サラセミア 鉄芽球性貧血 慢性疾患にともなう貧血 鉄欠乏性貧血 無トランスフェリン血症 をもたらす。