「概論/遺伝/性染色体/減数分裂による精子形成」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成: ガイロン {{Point|生殖細胞形成の減数分裂では2本ある性染色体はそれぞれ別々の細胞に受け継がれるため、ある精子...) |
編集の要約なし |
||
(2人の利用者による、間の13版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{Point|生殖細胞形成の減数分裂では2本ある性染色体はそれぞれ別々の細胞に受け継がれるため、ある精子に含まれる性染色体がXである確率は1/2であり、Yである確率も1/2である。}} | {{Point|生殖細胞形成の減数分裂では2本ある性染色体はそれぞれ別々の細胞に受け継がれるため、ある精子に含まれる性染色体がXである確率は1/2であり、Yである確率も1/2である。}} | ||
[[ファイル:01168.jpg|left|400px]] | |||
2本の性染色体は、相同染色体のように、減数分裂の際それぞれ別々の細胞へ受け継がれます。そのため、ある精子に含まれる性染色体がX染色体である可能性は1/2、Y染色体である可能性も1/2です。 | |||
[[ファイル:01168. | |||
常染色体がどのように受け継がれるかは、性染色体には依存しません。X染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、緑、緑...など)には2の22乗(約420万)可能です。同様に、Y染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、青、緑...など)にも2の22乗(約420万)可能です。 | 常染色体がどのように受け継がれるかは、性染色体には依存しません。X染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、緑、緑...など)には2の22乗(約420万)可能です。同様に、Y染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、青、緑...など)にも2の22乗(約420万)可能です。 | ||
<br style="clear: both;" /> | <br style="clear: both;" /> | ||
{{QuizTitle}} | {{QuizTitle}} | ||
<GIFT> | <GIFT> | ||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
// | ある精子に含まれる性染色体がXである確率は{~0~1/46~1/23~1/4~=1/2~3/4~22/23~1}である。 | ||
ある精子に含まれる性染色体がXである確率は{~0 | |||
//LEVEL:1 | |||
ある精子に含まれる性染色体がXである確率は{~0~1/46~1/23~1/4~=1/2~3/4~22/23~1}である。 | |||
[[画像:01168.jpg|250px]] | |||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
ある精子に含まれる性染色体がYである確率は{~0~1/46~1/23~1/4~=1/2~3/4~22/23~1}である。 | |||
//LEVEL:1 | |||
ある精子に含まれる性染色体がYである確率は{~0~1/46~1/23~1/4~=1/2~3/4~22/23~1}である。 | |||
[[画像:01168.jpg|250px]] | |||
//LEVEL:3 | |||
//RAND | //RAND | ||
精子形成の減数分裂において2つの性染色体(XY)はそれぞれ{~同じ~=別々の~ランダムな}精子へ受け継がれていく。 | |||
精子形成の減数分裂において2つの性染色体(XY)はそれぞれ{~同じ | |||
</GIFT> | </GIFT> |
2023年8月1日 (火) 18:26時点における最新版
POINT!
生殖細胞形成の減数分裂では2本ある性染色体はそれぞれ別々の細胞に受け継がれるため、ある精子に含まれる性染色体がXである確率は1/2であり、Yである確率も1/2である。 |
2本の性染色体は、相同染色体のように、減数分裂の際それぞれ別々の細胞へ受け継がれます。そのため、ある精子に含まれる性染色体がX染色体である可能性は1/2、Y染色体である可能性も1/2です。
常染色体がどのように受け継がれるかは、性染色体には依存しません。X染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、緑、緑...など)には2の22乗(約420万)可能です。同様に、Y染色体を含む精子の相同染色体のパターン(図での青、緑、青、青、緑...など)にも2の22乗(約420万)可能です。
Challenge Quiz
1.
ある精子に含まれる性染色体がXである確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
2.
ある精子に含まれる性染色体がXである確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
3.
ある精子に含まれる性染色体がYである確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
4.
ある精子に含まれる性染色体がYである確率は 0 1/46 1/23 1/4 1/2 3/4 22/23 1 である。
5.
精子形成の減数分裂において2つの性染色体(XY)はそれぞれ 同じ 別々の ランダムな 精子へ受け継がれていく。