「血中のH@sup+@sup濃度が低下」の版間の差分
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Soichi.Nakatake (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
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2013年3月1日 (金) 16:36時点における版
H+の減少に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO2が減少し、H+の減少は残る。
(アルドステロン症などにより)腎機能が亢進すると動脈血中のH+が低下します。これが下表の1行目「動脈血に最初に起こる変化」です。
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変化の前 | H+ | ←→ | CO2 |
---|---|---|---|
動脈血に最初に起こる変化 | lass="center">↓↓ | lass="center"> | lass="center"> |
重炭酸緩衝系の作用 | lass="center">↑ | lass="center">← | lass="center">↓ |
総和 | lass="center">↓ | lass="center"> | lass="center">↓ |
この際(表の2行目)、重炭酸緩衝系は、H+ ← CO2 (H+ + HCO3- ← H2CO3 ← H2O + CO2)の方向に作用します。この化学反応は、H+を増大させるので、「最初の増減を打ち消す方向」です。 また、「最初の増減量より少ない量」化学反応が進むため、緩衝系により増大するH+の量(↑)は、最初に減少する量(↓↓)より小さくなります。そのため、総和(表の3行目)としては、H+もCO2も減少します。
注意!!この図は重炭酸緩衝系の方向と表の総和とを図示しています。
1.
H<sup>+</sup>の減少に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO<sub>2</sub>が 増大.減少 する。