「20240912」の版間の差分

提供：一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の3版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Point|３→６への倍率は（６÷３）＝２倍である。一般的にはａ→ｂへの倍率は（ｂ÷ａ）倍であり、「倍率＝矢印の先が先にくる割り算」がルールである。}}
{{Point|細胞内にとどまる（あるいは外分泌されるべき）酵素が、細胞の障害のために血中に放出されてしまった場合、「逸脱酵素」と呼ぶ}}
 
[[メディア:DeviantEnzymeBasic-Jpn.mp4|動画と音声での説明]]
[[メディア:ratio-basic-Jpn.mp4|動画と音声での説明]]
[[ファイル:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|left|x960px]]
 
肝臓細胞内にある<br>
[[ファイル:ratio-basic-Jpn.jpg|none|550px]]６は３の何倍？<br>３から６への倍率<br>６の３に対する倍率（比）<br>３に対する６の倍率（比）<br>
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate amino-transferase (AST)、<br>
などとも表現されますが、なるべく簡単にするために、３が６への変化、すなわち３→６への倍率と表現することにしましょう。<br>
アラニンアミノトランスフェラーゼ alanine amino-transferase (ALT)は、肝細胞が障害されると、血中で上昇します。AST, ALTなどが典型的な逸脱酵素です。<br>
<br>
３→６への倍率は２です。これは<br>
６÷３<br>
で求まったわけです。<br>
<br>
一般的にはａ→ｂへの倍率は（ｂ÷ａ）倍であり、<br>
<strong><font color="#ff0000">倍率＝矢印の先が先にくる割り算</font></strong><br>
がルールです。
<br>
<br>
 
上段では、肝細胞障害がないので、酵素は血中に逸脱していません。<br>
中段では、肝細胞が障害されているので、酵素が血中に逸脱しています。<br>
下段では、肝細胞が多く障害されてしまい、血液で逸脱酵素濃度が高く上昇しています。<br>
<p><br style="clear:both;"></p>


{{QuizTitle}}
{{QuizTitle}}
<GIFT>
<GIFT>
//LEVEL:1
３→６への倍率は<br>　　　　　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>　　　　　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>　　　　　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
[[画像:ratio-basic-Jpn.jpg|300px]]
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>　　　　　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>　　　　　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>　　　　　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:3
３→６への倍率は<br>　　　　　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:1
３→６への倍率は<br>　　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>　　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>　　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
[[画像:ratio-basic-Jpn.jpg|300px]]
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:3
３→６への倍率は<br>
　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:1
３→６への倍率は<br>
　　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>
　　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>
　　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
[[画像:ratio-basic-Jpn.jpg|300px]]
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>
　　　{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>
　　　{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>
　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:3
３→６への倍率は<br>
　　　{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:1
３→６への倍率は<br>
{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>
{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>
{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
[[画像:ratio-basic-Jpn.jpg|300px]]
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>
{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>
{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>
{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:3
３→６への倍率は<br>
{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//LEVEL:1
３→６への倍率は<br>{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
[[画像:ratio-basic-Jpn.jpg|300px]]
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>{~0~1~2~3~4~5~=6~7~8~9}÷<br>{~0~1~2~=3~4~5~6~7~8~9}＝<br>{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。


//LEVEL:3
//LEVEL:2
３→６への倍率は<br>{~0~1~=2~3~4~5~6~7~8~9}倍である。
//RAND
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で{=上昇~低下}する。


//LEVEL:1
//RAND
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で{=上昇~低下}する。
[[画像:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|400px]]


//LEVEL:2
//RAND
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で{=大きく~小さく}上昇する。


//LEVEL:1
//RAND
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で{=大きく~小さく}上昇する。
[[画像:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|400px]]


</GIFT>
</GIFT>

2024年9月12日 (木) 17:33時点における最新版

POINT!
細胞内にとどまる（あるいは外分泌されるべき）酵素が、細胞の障害のために血中に放出されてしまった場合、「逸脱酵素」と呼ぶ

動画と音声での説明

DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg

肝臓細胞内にある
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate amino-transferase (AST)、
アラニンアミノトランスフェラーゼ alanine amino-transferase (ALT)は、肝細胞が障害されると、血中で上昇します。AST, ALTなどが典型的な逸脱酵素です。

上段では、肝細胞障害がないので、酵素は血中に逸脱していません。
中段では、肝細胞が障害されているので、酵素が血中に逸脱しています。
下段では、肝細胞が多く障害されてしまい、血液で逸脱酵素濃度が高く上昇しています。


Challenge Quiz

1.

細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で 上昇 低下 する。

2.

細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で 上昇 低下 する。

/wiki/images/thumb/e/ea/DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg/400px-DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg
3.

細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で 大きく 小さく 上昇する。

4.

細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で 大きく 小さく 上昇する。

/wiki/images/thumb/e/ea/DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg/400px-DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg

「https://life-science-edu.net/wiki/index.php?title=20240912&oldid=57918」から取得