「病態/逸脱酵素」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし タグ: 手動差し戻し |
編集の要約なし |
||
| (同じ利用者による、間の10版が非表示) | |||
| 1行目: | 1行目: | ||
{{Point|細胞内にとどまる（あるいは外分泌されるべき）酵素が、細胞の障害のために血中に放出されてしまった場合、「逸脱酵素」と呼ぶ}} | {{Point|細胞内にとどまる（あるいは外分泌されるべき）酵素が、細胞の障害のために血中に放出されてしまった場合、「逸脱酵素」と呼ぶ}} | ||
[[メディア: | [[メディア:DeviantEnzymeBasic-Jpn.mp4|動画と音声での説明]] | ||
[[ファイル:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|left| | [[ファイル:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|left|x960px]] | ||
肝臓細胞内にある<br> | 肝臓細胞内にある<br> | ||
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate | アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate amino-transferase (AST)、<br> | ||
アラニンアミノトランスフェラーゼ alanine amino-transferase (ALT)は、肝細胞が障害されると、血中で上昇します。AST, ALTなどが典型的な逸脱酵素です。<br> | |||
<br> | <br> | ||
上段では、肝細胞障害がないので、酵素は血中に逸脱していません。<br> | |||
中段では、肝細胞が障害されているので、酵素が血中に逸脱しています。<br> | |||
下段では、肝細胞が多く障害されてしまい、血液で逸脱酵素濃度が高く上昇しています。<br> | |||
<p><br style="clear:both;"></p> | |||
{{QuizTitle}} | {{QuizTitle}} | ||
<GIFT> | <GIFT> | ||
//LEVEL: | |||
//LEVEL:2 | |||
//RAND | |||
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で{=上昇~低下}する。 | |||
//LEVEL:1 | |||
//RAND | //RAND | ||
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で{=上昇~低下}する。 | 細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で{=上昇~低下}する。 | ||
[[画像:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|400px]] | |||
//LEVEL:2 | |||
//RAND | |||
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で{=大きく~小さく}上昇する。 | |||
//LEVEL: | //LEVEL:1 | ||
//RAND | //RAND | ||
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で{=大きく~小さく}上昇する。 | 細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で{=大きく~小さく}上昇する。 | ||
[[画像:DeviantEnzymeBasic-Jpn.jpg|400px]] | |||
</GIFT> | </GIFT> | ||
2024年9月11日 (水) 23:15時点における最新版
POINT!
| 細胞内にとどまる（あるいは外分泌されるべき）酵素が、細胞の障害のために血中に放出されてしまった場合、「逸脱酵素」と呼ぶ |
肝臓細胞内にある
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate amino-transferase (AST)、
アラニンアミノトランスフェラーゼ alanine amino-transferase (ALT)は、肝細胞が障害されると、血中で上昇します。AST, ALTなどが典型的な逸脱酵素です。
上段では、肝細胞障害がないので、酵素は血中に逸脱していません。
中段では、肝細胞が障害されているので、酵素が血中に逸脱しています。
下段では、肝細胞が多く障害されてしまい、血液で逸脱酵素濃度が高く上昇しています。
Challenge Quiz
1.
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で 上昇 低下 する。
2.
細胞が障害されると、逸脱酵素が血中で 上昇 低下 する。
3.
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で 大きく 小さく 上昇する。
4.
細胞障害が重度であるほど逸脱酵素は血中で 大きく 小さく 上昇する。