「神経系/総論/全体像/機能局在の法則-1」の版間の差分
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{{Point|高度な機能は、上位の脳で司られている。}} | {{Point|高度な機能は、上位の脳で司られている。}} | ||
おおざっぱな中枢神経系の分類と、それぞれの主な機能をまとめてみましょう。 | おおざっぱな中枢神経系の分類と、それぞれの主な機能をまとめてみましょう。 | ||
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概して、生命維持に必要な機能ほど下位の脳にあり、人間らしさを感じさせるような高度な機能は、上位の脳にあります。 | |||
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下位の脳は、ヒトでも動物でも、機能に関して大きな差はありません。呼吸・循環中枢など「生命維持装置」とよべるような機能は、下位の脳にあります。 最上位の大脳皮質では、意識にのぼる機能がおこなわれています。手を動かそうと<strong>思って動かす</strong>機構、指先への<strong>刺激を感じる</strong>機構、文章を<strong>書こうと創造する</strong>機構などは、すべて大脳皮質にあります。 | |||
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脳死とは、脳機能全体の不可逆的停止状態です。大脳皮質の障害で意識が消失している昏睡状態、植物状態とは、病態が異なります。 | |||
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生命維持に必要な機能は、脳の {~上位~=下位}にある。 | |||
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生命維持に必要な機能は、脳の {~上位~=下位}にある。 | |||
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本能、不安感などの感情、記憶などは、{~大脳皮質~=大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | |||
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本能、不安感などの感情、記憶などは、{~大脳皮質~=大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | |||
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体温調節などの自律機能は、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~視床~=視床下部~中脳~延髄}の機能である。 | |||
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体温調節などの自律機能は、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~視床~=視床下部~中脳~延髄}の機能である。 | |||
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起立などの姿勢調節、対光反射などは、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~=中脳~延髄}の機能である。 | |||
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起立などの姿勢調節、対光反射などは、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~=中脳~延髄}の機能である。 | |||
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血圧の調節、睡眠中の呼吸調節は、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~=延髄}の機能である。 | |||
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血圧の調節、睡眠中の呼吸調節は、{~大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~=延髄}の機能である。 | |||
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大脳辺縁系の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~起立などの姿勢調節~姿勢・運動の調節・熟練~体温調節などの自律機能~=本能、不安感などの感情、記憶など~意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | |||
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小脳の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~起立などの姿勢調節~=姿勢・運動の調節・熟練~体温調節などの自律機能~本能、不安感などの感情、記憶など~意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | |||
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間脳の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 | 間脳の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~起立などの姿勢調節~姿勢・運動の調節・熟練~=体温調節などの自律機能~本能、不安感などの感情、記憶など~意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | ||
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中脳の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 | 中脳の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~=起立などの姿勢調節~姿勢・運動の調節・熟練~体温調節などの自律機能~本能、不安感などの感情、記憶など~意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | ||
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延髄の代表的な機能としては、{=血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 | 延髄の代表的な機能としては、{=血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~起立などの姿勢調節~姿勢・運動の調節・熟練~体温調節などの自律機能~本能、不安感などの感情、記憶など~意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | ||
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ヒトらしい高度な機能ほど、{=上位~下位}の脳でおこなわれている。 | |||
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ヒトらしい高度な機能ほど、{=上位~下位}の脳でおこなわれている。 | |||
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意識にのぼる機能は、{=大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | |||
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意識にのぼる機能は、{=大脳皮質 | 意識にのぼる機能は、{=大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | ||
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感覚は、{=大脳皮質 | 感覚は、{=大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | ||
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随意的な運動は、{=大脳皮質 | 随意的な運動は、{=大脳皮質~大脳辺縁系~小脳~間脳~中脳~延髄}の機能である。 | ||
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大脳皮質の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 | 大脳皮質の代表的な機能としては、{~血圧の調節・睡眠中の呼吸調節~起立などの姿勢調節~姿勢・運動の調節・熟練~体温調節などの自律機能~本能、不安感などの感情、記憶など~=意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能}があげられる。 | ||
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2024年7月11日 (木) 07:50時点における最新版
高度な機能は、上位の脳で司られている。 |
おおざっぱな中枢神経系の分類と、それぞれの主な機能をまとめてみましょう。
概して、生命維持に必要な機能ほど下位の脳にあり、人間らしさを感じさせるような高度な機能は、上位の脳にあります。
下位の脳は、ヒトでも動物でも、機能に関して大きな差はありません。呼吸・循環中枢など「生命維持装置」とよべるような機能は、下位の脳にあります。 最上位の大脳皮質では、意識にのぼる機能がおこなわれています。手を動かそうと思って動かす機構、指先への刺激を感じる機構、文章を書こうと創造する機構などは、すべて大脳皮質にあります。
脳死とは、脳機能全体の不可逆的停止状態です。大脳皮質の障害で意識が消失している昏睡状態、植物状態とは、病態が異なります。
Challenge Quiz
生命維持に必要な機能は、脳の 上位 下位 にある。
生命維持に必要な機能は、脳の 上位 下位 にある。
本能、不安感などの感情、記憶などは、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
本能、不安感などの感情、記憶などは、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
体温調節などの自律機能は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 視床 視床下部 中脳 延髄 の機能である。
体温調節などの自律機能は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 視床 視床下部 中脳 延髄 の機能である。
起立などの姿勢調節、対光反射などは、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
起立などの姿勢調節、対光反射などは、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
血圧の調節、睡眠中の呼吸調節は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
血圧の調節、睡眠中の呼吸調節は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
大脳辺縁系の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。
小脳の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。
間脳の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。
中脳の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。
延髄の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。
ヒトらしい高度な機能ほど、 上位 下位 の脳でおこなわれている。
ヒトらしい高度な機能ほど、 上位 下位 の脳でおこなわれている。
意識にのぼる機能は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
意識にのぼる機能は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
感覚は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
随意的な運動は、 大脳皮質 大脳辺縁系 小脳 間脳 中脳 延髄 の機能である。
大脳皮質の代表的な機能としては、 血圧の調節・睡眠中の呼吸調節 起立などの姿勢調節 姿勢・運動の調節・熟練 体温調節などの自律機能 本能、不安感などの感情、記憶など 意識にのぼる機能・ヒトらしい高度な機能 があげられる。