「神経系/感覚/体性感覚/特殊感覚/聴覚・平衡感覚/聴覚/中耳の機能/耳管」の版間の差分
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耳管は咽頭に通じており、通常は閉じている。このとき、鼓室は閉じた空間である。嚥下やアクビのときなどに、耳管は開き鼓室は外へ対して開かれる。このとき、鼓室内圧は外気圧と等しくなる。 | 耳管は咽頭に通じており、通常は閉じている。このとき、鼓室は閉じた空間である。嚥下やアクビのときなどに、耳管は開き鼓室は外へ対して開かれる。このとき、鼓室内圧は外気圧と等しくなる。 | ||
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たとえば、ビルの1階では、鼓室は、1階の大気圧と等しい(濃い青色)。耳管は閉じていて、鼓室は閉鎖している。 | たとえば、ビルの1階では、鼓室は、1階の大気圧と等しい(濃い青色)。耳管は閉じていて、鼓室は閉鎖している。 | ||
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航空機や高層ビルのエレベータで高度が上昇すると、外気圧が低下する(薄い青色)。鼓室は閉じた空間であるので、内圧は1階レベルから変化しない(濃い青色)。その結果、鼓膜の内外で圧力差が生じ、鼓膜は湾曲する。鼓膜自体にも知覚神経があるため、この湾曲は異和感ないし痛みとして感覚される。 | 航空機や高層ビルのエレベータで高度が上昇すると、外気圧が低下する(薄い青色)。鼓室は閉じた空間であるので、内圧は1階レベルから変化しない(濃い青色)。その結果、鼓膜の内外で圧力差が生じ、鼓膜は湾曲する。鼓膜自体にも知覚神経があるため、この湾曲は異和感ないし痛みとして感覚される。 | ||
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これにより鼓膜内外の圧力差がなくなる。鼓膜も平坦になる。耳の異和感も同時に消失することは、日常しばしば経験する。 | これにより鼓膜内外の圧力差がなくなる。鼓膜も平坦になる。耳の異和感も同時に消失することは、日常しばしば経験する。 | ||
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耳管は嚥下時に {=開く~閉じる}。 | 耳管は嚥下時に {=開く~閉じる}。 | ||
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2024年3月27日 (水) 14:02時点における最新版
耳管は咽頭に通じており、通常は閉じている。このとき、鼓室は閉じた空間である。嚥下やアクビのときなどに、耳管は開き鼓室は外へ対して開かれる。このとき、鼓室内圧は外気圧と等しくなる。
たとえば、ビルの1階では、鼓室は、1階の大気圧と等しい(濃い青色)。耳管は閉じていて、鼓室は閉鎖している。
航空機や高層ビルのエレベータで高度が上昇すると、外気圧が低下する(薄い青色)。鼓室は閉じた空間であるので、内圧は1階レベルから変化しない(濃い青色)。その結果、鼓膜の内外で圧力差が生じ、鼓膜は湾曲する。鼓膜自体にも知覚神経があるため、この湾曲は異和感ないし痛みとして感覚される。
このとき、嚥下すると耳管が開き、鼓室内の高い圧力は咽頭に抜ける。
これにより鼓膜内外の圧力差がなくなる。鼓膜も平坦になる。耳の異和感も同時に消失することは、日常しばしば経験する。
Challenge Quiz
1.
耳管は常に開いており、鼓室の内圧を大気圧と同一に保っている。 正 誤
2.
耳管は嚥下時に 開く 閉じる 。
3.
耳管は嚥下時に 開く 閉じる 。
4.
耳管は咽頭と 外耳 中耳 内耳 とをつないでいる。