「内分泌系/総論/甲状腺、副腎皮質、性腺における三層構造/下垂体前葉系、その1/ステップ2」の版間の差分
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(臨床的にはまれですが.)下垂体腫瘍により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌が亢進した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン生成、内分泌は{=亢進~低下} する。 | (臨床的にはまれですが.)下垂体腫瘍により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌が亢進した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン生成、内分泌は{=亢進~低下} する。 | ||
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下垂体腫瘍により、下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌が亢進した。このとき、副腎皮質からの副腎皮質ホルモン生成、内分泌は、{=亢進~低下} する。 | 下垂体腫瘍により、下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌が亢進した。このとき、副腎皮質からの副腎皮質ホルモン生成、内分泌は、{=亢進~低下} する。 |
2024年3月22日 (金) 11:18時点における最新版
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンにおける「生成、内分泌を刺激するモノ」もホルモンである。 |
「性(腺)ホルモンの生成、内分泌を刺激するモノ」とは、性腺刺激ホルモンです。性腺刺激ホルモンの生成、内分泌が多くなると、性(腺)ホルモンの生成、内分泌も多くなり、逆に、性腺刺激ホルモンの生成、内分泌が少なくなると、性(腺)ホルモンの生成、内分泌も少なくなるのです。
性腺刺激ホルモンもホルモンであるため、血中濃度が上昇することで、受容体を介して作用『性(腺)ホルモンの生成、内分泌亢進』をもたらします。性腺刺激ホルモンの血中濃度が高くなると、性(腺)ホルモンの生成、内分泌も多くなり、逆に、性腺刺激ホルモンの血中濃度が低くなると、性(腺)ホルモンの生成、内分泌も少なくなるのです。
性腺刺激ホルモンの血中濃度に依存して、性(腺)ホルモンは生成、内分泌されます。
「下垂体前葉系、その1」に分類した、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンに共通する一般的な書き方は、上図のようになります。
Challenge Quiz
(臨床的にはまれですが.)下垂体腫瘍により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌が亢進した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン生成、内分泌は 亢進 低下 する。
下垂体腫瘍により、下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌が亢進した。このとき、副腎皮質からの副腎皮質ホルモン生成、内分泌は、 亢進 低下 する。
下垂体の障害により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌が低下した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン生成、内分泌は 亢進 低下 する。
下垂体の障害により下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌が低下した。このとき副腎皮質からの副腎皮質ホルモン生成、内分泌は 亢進 低下 する。
下垂体腫瘍により下垂体からの性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の生成、内分泌が亢進した。これにより性腺からの性(腺)ホルモン生成、内分泌と血中濃度は 亢進(上昇) 低下 する。
下垂体の障害により下垂体からの性腺刺激ホルモン(Gonadotropin)の生成、内分泌が低下した。これにより性腺からの性(腺)ホルモン生成、内分泌と血中濃度は 亢進(上昇) 低下 する。