「神経系/総論/膜電位の変化/膜電位関連の用語」の版間の差分

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細胞膜内には陰性の静止膜電位が発生しています。刺激を受けると陰性電位が減少します。このことを脱分極といいます。脱分極により膜電位がある程度まで減少すると、活動電位とよばれる能動的な電位が膜に生じます。活動電位に移行する膜電位を閾値、あるいは閾電位、または発火レベルといいます。
細胞膜内には陰性の静止膜電位が発生しています。刺激を受けると陰性電位が減少します。このことを脱分極といいます。脱分極により膜電位がある程度まで減少すると、活動電位とよばれる能動的な電位が膜に生じます。活動電位に移行する膜電位を閾値、あるいは閾電位、または発火レベルといいます。


活動電位の特徴は、急速な脱分極とovershootです。overshootとは、細胞膜内外の極性が入れ替わることで、細胞膜内が陽性になります。overshoot後、再び陰性電位が急速に増加し、活動電位は終了し、静止膜電位に戻ります。この過程を再分極といいます。
活動電位の特徴は、急速な脱分極とovershootです。overshootとは、細胞膜内外の極性が入れ替わることで、細胞膜内が陽性になります。overshoot後、再び陰性電位が急速に増加し、活動電位は終了し、静止膜電位に戻ります。この過程を再分極といいます。


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::チャレンジクイズ::
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神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し、神経細胞が活動に向かう過程を {~過分極.=脱分極} という。  
神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し、神経細胞が活動に向かう過程を {~過分極~=脱分極} という。
 
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神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し、神経細胞が活動に向かう過程を {~過分極~=脱分極} という。
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神経細胞膜は、刺激されると {~過分極.=脱分極} する。  
神経細胞膜は、刺激されると {~過分極~=脱分極} する。  
 
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膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生 {=する~しない} 。
 
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膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生 {=する~しない} 。
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膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生 {=する.~しない}
膜電位が静止膜電位から少しでも脱分極すると、活動電位は必ず発生する。{~正~=}  
 
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膜電位が静止膜電位から少しでも脱分極すると、活動電位は必ず発生する。{~正.=誤}  
神経細胞が刺激されてovershootが起こると、電気的極性が入れかわり、細胞膜内が {=陽性~陰性} になる。
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神経細胞が刺激されてovershootが起こると、電気的極性が入れかわり、細胞膜内が {=陽性.~陰性} になる。
overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて {~脱~=} 分極する。
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overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて {~脱.=再} 分極する。  
overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて {~脱~=再} 分極する。  
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神経細胞膜電位の*印の変化は {=脱分極.~再分極} である。  
神経細胞膜電位の*印の変化は {=脱分極~再分極} である。  
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神経細胞膜電位の*印の変化は {~脱分極.=再分極} である。
神経細胞膜電位の*印の変化は {~脱分極~=再分極} である。
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神経細胞膜電位の*印の部分は {~活動電位.=静止膜電位.~overshoot.~閾値(閾電位、発火レベル) } である。
神経細胞膜電位の*印の部分は {~活動電位~=静止膜電位~overshoot~閾値(閾電位、発火レベル) } である。
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神経細胞膜電位の*印の部分は {~静止膜電位.~閾値(閾電位、発火レベル) .=活動電位.~overshoot} である。
神経細胞膜電位の*印の部分は {~静止膜電位~閾値(閾電位、発火レベル) ~=活動電位~overshoot} である。
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神経細胞膜電位の*印の部分は {~静止膜電位.~閾値(閾電位、発火レベル) .=overshoot.~活動電位} である。
神経細胞膜電位の*印の部分は {~静止膜電位~閾値(閾電位、発火レベル) ~=overshoot~活動電位} である。
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神経細胞膜電位の*印のレベルは {=閾値(閾電位、発火レベル) .~overshoot.~静止膜電位.~活動電位} である。
神経細胞膜電位の*印のレベルは {=閾値(閾電位、発火レベル) ~overshoot~静止膜電位~活動電位} である。
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2024年3月14日 (木) 12:52時点における最新版

動画と音声での説明

活動電位用語.jpg

細胞膜内には陰性の静止膜電位が発生しています。刺激を受けると陰性電位が減少します。このことを脱分極といいます。脱分極により膜電位がある程度まで減少すると、活動電位とよばれる能動的な電位が膜に生じます。活動電位に移行する膜電位を閾値、あるいは閾電位、または発火レベルといいます。

活動電位の特徴は、急速な脱分極とovershootです。overshootとは、細胞膜内外の極性が入れ替わることで、細胞膜内が陽性になります。overshoot後、再び陰性電位が急速に増加し、活動電位は終了し、静止膜電位に戻ります。この過程を再分極といいます。

Challenge Quiz

1.

神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し、神経細胞が活動に向かう過程を  過分極 脱分極 という。

2.

神経細胞の静止膜電位(の絶対値)が減少し、神経細胞が活動に向かう過程を  過分極 脱分極 という。

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3.

神経細胞膜は、刺激されると  過分極 脱分極 する。

4.

膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生  する しない

5.

膜電位が発火レベル(閾電位、閾値)まで脱分極すると、活動電位が発生  する しない

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6.

膜電位が静止膜電位から少しでも脱分極すると、活動電位は必ず発生する。

7.

神経細胞が刺激されてovershootが起こると、電気的極性が入れかわり、細胞膜内が  陽性 陰性 になる。

8.

overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて  分極する。

9.

overshootにひきつづき、膜電位は静止膜電位へ向けて  分極する。

/wiki/images/thumb/8/86/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E9%9B%BB%E4%BD%8D%E7%94%A8%E8%AA%9E.jpg/600px-%E6%B4%BB%E5%8B%95%E9%9B%BB%E4%BD%8D%E7%94%A8%E8%AA%9E.jpg
10.

神経細胞膜電位の*印の変化は 脱分極 再分極 である。

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11.

神経細胞膜電位の*印の変化は 脱分極 再分極 である。

/wiki/images/thumb/4/4a/04562.jpg/200px-04562.jpg
12.

神経細胞膜電位の*印の部分は 活動電位 静止膜電位 overshoot 閾値(閾電位、発火レベル) である。

/wiki/images/thumb/a/a2/04563.jpg/200px-04563.jpg
13.

神経細胞膜電位の*印の部分は 静止膜電位 閾値(閾電位、発火レベル) 活動電位 overshoot である。

/wiki/images/thumb/4/4b/04564.jpg/200px-04564.jpg
14.

神経細胞膜電位の*印の部分は 静止膜電位 閾値(閾電位、発火レベル) overshoot 活動電位 である。

/wiki/images/thumb/2/2b/04565.jpg/200px-04565.jpg
15.

神経細胞膜電位の*印のレベルは 閾値(閾電位、発火レベル) overshoot 静止膜電位 活動電位 である。

/wiki/images/thumb/2/24/04566.jpg/200px-04566.jpg