「呼吸/呼吸調節/反射・反応/へーリング・ブロイエル反射」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の12版が非表示)
1行目: 1行目:
[[Category:呼吸|コキュウ]]
吸息時、肺が伸展すると、肺伸展受容器が刺激されます。その信号(求心性活動)が迷走神経を通じて延髄(脳幹)にとどくと、吸息活動が抑制され、呼息時間が延長します。これがヘーリング・ブロイエル反射です。
吸息時、肺が伸展すると、肺伸展受容器が刺激される。その信号(求心性活動)が迷走神経を通じて延髄(脳幹)にとどくと、吸息が抑制される。これがヘーリング・ブロイエル反射である。


図中の肺伸展受容器に発するIIIb、III-1、IIの経路です。


図中の肺伸展受容器に発するIIIb、III-1、IIの経路である。
[[ファイル:01296.jpg|alt=01296.jpg|none|400px]]


[[ファイル:01296.jpg|left|350px]][[ファイル:RespiratoryVagalReflex-Jpn.jpg|350px]]




{{QuizTitle}}
{{QuizTitle}}
<GIFT>
<GIFT>
::チャレンジクイズ::
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
ヘーリング・ブロイエル反射をひき起こすのは {=肺伸展受容器.~イリタント受容器.~C線維末端}からの求心性活動である.
ヘーリング・ブロイエル反射の求心性経路は{~第IX脳(舌咽)神経~=第X脳(迷走)神経~第XI脳(副)神経~第XII脳(舌下)神経~横隔神経~肋間神経}である。
 
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
ヘーリング・ブロイエル反射の求心性経路は{~第IX脳(舌咽)神経.=第X脳(迷走)神経.~第XI脳(副)神経.~第XII脳(舌下)神経.~横隔神経.~肋間神経}である。
ヘーリング・ブロイエル反射の反射中枢は {~大脳皮質~大脳辺縁系~間脳~中脳~=延髄}にある。
 
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
ヘーリング・ブロイエル反射の反射中枢は {~大脳皮質.~大脳辺縁系.~間脳.~中脳.=延髄}にある.
ヘーリング・ブロイエル反射の遠心性経路は主に{~第IX脳(舌咽)神経~第X脳(迷走)神経~第XI脳(副)神経~第XII脳(舌下)神経~=横隔神経}である。
//LEVEL:3
 
//LEVEL:2
//RAND  
//RAND  
ヘーリング・ブロイエル反射の遠心性経路は{~第IX脳(舌咽)神経.~第X脳(迷走)神経.~第XI脳(副)神経.~第XII脳(舌下)神経.=横隔神経.~肋間神経}である。
吸息活動などにより肺が伸展され、{=肺伸展受容器~イリタント受容器}が刺激されると、{=脳幹(橋・延髄)~大脳皮質}へ伝達される。そこを反射中枢として、吸息活動が{=抑制~促進}され、呼息時間が{短縮~=延長}される。これを {=へーリング・ブロイエル~ベル・マジャンディー~マーフィー}反射という。
//LEVEL:3
 
//RAND
{~呼息.=吸息}により肺が伸展されると.肺伸展受容器が刺激される.肺伸展受容器からの {=求心性.~遠心性}活動電位は.{=迷走神経.~横隔神経}を介して {=脳幹(橋・延髄).~大脳皮質}へ伝達される.そこを反射中枢として.吸息活動が {=抑制.~促進}される.これを {=へーリング・ブロイエル.~ベル・マジャンディー.~マーフィー}反射という.
//LEVEL:1  
//LEVEL:1  
//RAND  
//RAND  
トーストを落としたとき.バターを塗った面が下になる確率はカーペットの値段に比例する.これを {~へーリング・ブロイエル.~ベル・マジャンディー.=マーフィー}の法則という.  
吸息活動などにより肺が伸展され、{=肺伸展受容器~イリタント受容器}が刺激されると、{=脳幹(橋・延髄)~大脳皮質}へ伝達される。そこを反射中枢として、吸息活動が{=抑制~促進}され、呼息時間が{短縮~=延長}される。これを {=へーリング・ブロイエル~ベル・マジャンディー~マーフィー}反射という。
[[画像:01296.jpg|590px]]
[[画像:RespiratoryVagalReflex-Jpn.jpg|590px]]
</GIFT>
</GIFT>

2023年12月20日 (水) 18:27時点における最新版

吸息時、肺が伸展すると、肺伸展受容器が刺激されます。その信号(求心性活動)が迷走神経を通じて延髄(脳幹)にとどくと、吸息活動が抑制され、呼息時間が延長します。これがヘーリング・ブロイエル反射です。

図中の肺伸展受容器に発するIIIb、III-1、IIの経路です。


01296.jpg

RespiratoryVagalReflex-Jpn.jpg


Challenge Quiz

1.

ヘーリング・ブロイエル反射の求心性経路は 第IX脳(舌咽)神経 第X脳(迷走)神経 第XI脳(副)神経 第XII脳(舌下)神経 横隔神経 肋間神経 である。

2.

ヘーリング・ブロイエル反射の反射中枢は  大脳皮質 大脳辺縁系 間脳 中脳 延髄 にある。

3.

ヘーリング・ブロイエル反射の遠心性経路は主に 第IX脳(舌咽)神経 第X脳(迷走)神経 第XI脳(副)神経 第XII脳(舌下)神経 横隔神経 である。

4.

吸息活動などにより肺が伸展され、 肺伸展受容器 イリタント受容器 が刺激されると、 脳幹(橋・延髄) 大脳皮質 へ伝達される。そこを反射中枢として、吸息活動が 抑制 促進 され、呼息時間が 短縮 延長 される。これを  へーリング・ブロイエル ベル・マジャンディー マーフィー 反射という。

5.

吸息活動などにより肺が伸展され、 肺伸展受容器 イリタント受容器 が刺激されると、 脳幹(橋・延髄) 大脳皮質 へ伝達される。そこを反射中枢として、吸息活動が 抑制 促進 され、呼息時間が 短縮 延長 される。これを  へーリング・ブロイエル ベル・マジャンディー マーフィー 反射という。

/wiki/images/thumb/c/cc/01296.jpg/590px-01296.jpg
/wiki/images/thumb/8/8f/RespiratoryVagalReflex-Jpn.jpg/590px-RespiratoryVagalReflex-Jpn.jpg