内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/グルカゴン/分泌調節（簡略版）/絶食

POINT!

血糖が低下した時、負のフィードバックはグルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）を亢進させる。

動画と音声での説明

グルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）は血糖を上昇させます。グルカゴンは絶食の前（ベースライン）にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。

① 絶食しました。絶食により血糖は低下します。グルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）は血糖を上昇させます。これらは逆の方向（青）です。

② これらは逆の方向（青）なので、負のフィードバックはグルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）を亢進（赤）させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が増強し、血糖の低下（青い下向きの白抜き矢印）が消えます（低下していた血糖はベースラインの血糖へ向けて上昇します）。
室温が低下した時（冬）にヒーターは使う、と同様、青→赤の負のフィードバックです。

Challenge Quiz

1.

絶食により血糖は 上昇 低下  正解!し、グルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）は血糖を 上昇 低下  正解!させる。これらは 同じ方向 逆の方向  正解!であるので、負のフィードバックはグルカゴンを 低下 亢進  正解!させる。この調節により、血糖の最初の変化は消える、すなわち血糖は(ベースラインへ向けて) 上昇 低下  正解!する。

2.

血糖が低下した時、負のフィードバックはグルカゴン（の生成、内分泌、血中濃度）を 亢進 低下  正解!させる。