「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/グルカゴン/分泌調節(簡略版)/食事」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{Point|血糖が高い時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下させる。}}
{{Point|血糖が上昇した時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下させる。}}
[[メディア:GlucagonMeal.mp4|動画と音声での説明]]
[[メディア:GlucagonMeal.mp4|動画と音声での説明]]
[[ファイル:GlucagonBaselineJpn.jpg|left|500px]]
[[ファイル:GlucagonBaselineJpn.jpg|left|500px]]
グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「室温が高い時(夏)ヒーターは使わない」をイメージしてくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)
グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「室温が上昇した時(夏)ヒーターは使わない」を思い出してくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)
<br style="clear:both;" />  
<br style="clear:both;" />  


12行目: 12行目:
[[ファイル:glucagon-meal-FB.jpg|left|500px]]
[[ファイル:glucagon-meal-FB.jpg|left|500px]]


② これらは<font color="#ff0000">同じ方向(赤)</font>なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#00f">低下(青)</font>させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、
② これらは<font color="#ff0000">同じ方向(赤)</font>なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を<font color="#00f">低下(青)</font>させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。<br style="clear:both;" />


血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。<br style="clear:both;" />
室温が上昇した時(夏)にヒーターは使わない、と同様、<font color="#ff0000">赤</font>→<font color="#00f">青</font>の負のフィードバックです。
 
室温が高い時(夏)にヒーターは使わない、と同様、<font color="#ff0000">赤</font>→<font color="#00f">青</font>の負のフィードバックです。
<br style="clear:both;" />  
<br style="clear:both;" />  


24行目: 22行目:
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND
//RAND
食事により血糖は{~=上昇~低下}し、グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を{~=上昇~低下}させる。これらは{~=同じ方向~逆の方向}であるので、負のフィードバックはグルカゴンを{~=低下~亢進}させる。
食事により血糖は{~=上昇~低下}し、グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を{~=上昇~低下}させる。これらは{~=同じ方向~逆の方向}なので、負のフィードバックはグルカゴンを{~=低下~亢進}させる。




//LEVEL:2  
//LEVEL:2  
//RAND  
//RAND  
血糖が高い時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を{~亢進~=低下}させる。  
血糖が上昇した時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を{~亢進~=低下}させる。  
</GIFT>
</GIFT>

2023年7月13日 (木) 22:59時点における版

POINT!

動画と音声での説明

GlucagonBaselineJpn.jpg

グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは食事の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度、血糖上昇作用があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「室温が上昇した時(夏)ヒーターは使わない」を思い出してくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)

グルカゴン・インスリン02.jpg

① 食事しました。食事により血糖は上昇します。グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を上昇させます。これらは同じ方向(赤)です。


Glucagon-meal-FB.jpg

② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を低下(青)させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が減弱し、血糖の上昇(赤い上向きの白抜き矢印)が消えます(上昇していた血糖はベースラインの血糖へ向けて低下します)。

室温が上昇した時(夏)にヒーターは使わない、と同様、の負のフィードバックです。

Challenge Quiz

1.

食事により血糖は 上昇 低下 し、グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 なので、負のフィードバックはグルカゴンを 低下 亢進 させる。

2.

血糖が上昇した時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を 亢進 低下 させる。