「呼吸/呼吸調節/中枢神経/大脳皮質/睡眠時」の版間の差分

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随意的呼吸、(行動、情動、感情などによる)呼吸筋の非呼吸性活動があるため、覚醒時、呼吸リズムの安定度は低いのです。睡眠によりこれらの作用は弱くなりなります。そのため、延髄のrhythm generatorの働きが前面にでてリズムが安定した呼吸になります。代謝が低下することと、睡眠が脳幹を抑制することにより、換気量、CO<sub>2</sub>応答性などは概ね8割に抑制されます。
随意的呼吸、(行動、情動、感情などによる)呼吸筋の非呼吸性活動があるため、覚醒時、呼吸リズムの安定度は低いのです。睡眠によりこれらの作用は弱くなりなります。そのため、延髄のrhythm generatorの働きが前面にでてリズムが安定した呼吸になります。<br>
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睡眠が脳幹の機能も強く抑制します。そのため、(大脳からの抑制がなくなり、活性化される作用が少しはありますが)脳幹昨日は低下します。換気量、CO<sub>2</sub>応答性などは概ね8割に抑制されます。覚醒時に比べると血中CO<sub>2</sub>は上昇します。
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睡眠時、呼吸リズムは主に{~大脳皮質~=延髄}で形成されている。
睡眠時、呼吸リズムは主に{~大脳皮質~=延髄}で形成されている。
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睡眠時、換気量、二酸化炭素応答など脳幹の呼吸中枢機能は{~亢進~=抑制}される。
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2023年6月20日 (火) 07:13時点における版

RespiratoryControlCerebralCortexAsleep.jpg

随意的呼吸、(行動、情動、感情などによる)呼吸筋の非呼吸性活動があるため、覚醒時、呼吸リズムの安定度は低いのです。睡眠によりこれらの作用は弱くなりなります。そのため、延髄のrhythm generatorの働きが前面にでてリズムが安定した呼吸になります。

睡眠が脳幹の機能も強く抑制します。そのため、(大脳からの抑制がなくなり、活性化される作用が少しはありますが)脳幹昨日は低下します。換気量、CO2応答性などは概ね8割に抑制されます。覚醒時に比べると血中CO2は上昇します。

Challenge Quiz

1.

睡眠時、呼吸リズムは 不安定 安定 になる。

2.

睡眠時、呼吸リズムは主に 大脳皮質 延髄 で形成されている。

3.

睡眠時、換気量、二酸化炭素応答など脳幹の呼吸中枢機能は 亢進 抑制 される。