「血液・骨髄・リンパ系/防御システム・白血球/イントロ/自己と非自己」の版間の差分
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人の体にとって自分の細胞・物質は、自己であり、有益なものです。<br> | |||
体にとって自分のではない細胞・物質(たとえばバイ菌)は非自己(異物)であり、有害である(かもしれない)ものです。 | |||
体は有害である(かもしれない)非自己から自身を守ることが必要です。図の真ん中の「箱型細菌」も、向かって右の「棒型ウィルス」も 有害とみなされます。 | |||
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*注意!「箱型細菌」、「棒型ウィルス」とはこの教材のイラストに登場するバイ菌のニックネームであり、微生物学的な用語ではありません! | |||
* 補足! [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の入門/たんぱく質 焼き鳥のたんぱく質 ]はおいしいのですが、そのまま君の [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の内部 体の中] に入ったら、非自己であり、有害です。焼き鳥の [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の基本的構造/たんぱく質 たんぱく質] は飲みこまれたのち、[http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の外部 体の外である消化管の内腔 ]において [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/胃/たんぱく質 胃液]、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/膵臓/膵液によるたんぱく質の消化 膵液] 、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/小腸/たんぱく質の消化 小腸の粘膜] によって消化され、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の基本的構造/たんぱく質 アミノ酸] にまで分解され、その後に [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の内部 体の中] へ [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/吸収とは(体外から体内への動き) 吸収] されます。 アミノ酸、水、ブドウ糖などは自己でも非自己でもありません。 | * 補足! [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の入門/たんぱく質 焼き鳥のたんぱく質 ]はおいしいのですが、そのまま君の [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の内部 体の中] に入ったら、非自己であり、有害です。焼き鳥の [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の基本的構造/たんぱく質 たんぱく質] は飲みこまれたのち、[http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の外部 体の外である消化管の内腔 ]において [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/胃/たんぱく質 胃液]、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/膵臓/膵液によるたんぱく質の消化 膵液] 、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/消化器系臓器/小腸/たんぱく質の消化 小腸の粘膜] によって消化され、 [http://life-science-edu.net/wiki/消化器系/入門/栄養素の基本的構造/たんぱく質 アミノ酸] にまで分解され、その後に [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/人体の内部 体の中] へ [http://life-science-edu.net/wiki/概論/イントロダクション/人体の内外/吸収とは(体外から体内への動き) 吸収] されます。 アミノ酸、水、ブドウ糖などは自己でも非自己でもありません。 | ||
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人の体(の防御系)は、「自己」を{~有害(かもしれない)~=有益}とみなしている。 | 人の体(の防御系)は、「自己」を{~有害(かもしれない)~=有益}とみなしている。 | ||
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2023年2月22日 (水) 13:06時点における最新版
POINT!
人の体(の防御系)は、自己は有益であり非自己は有害である(かもしれない)、とみなしている。 |
人の体にとって自分の細胞・物質は、自己であり、有益なものです。
体にとって自分のではない細胞・物質(たとえばバイ菌)は非自己(異物)であり、有害である(かもしれない)ものです。
体は有害である(かもしれない)非自己から自身を守ることが必要です。図の真ん中の「箱型細菌」も、向かって右の「棒型ウィルス」も 有害とみなされます。
*注意!「箱型細菌」、「棒型ウィルス」とはこの教材のイラストに登場するバイ菌のニックネームであり、微生物学的な用語ではありません!
* 補足! 焼き鳥のたんぱく質 はおいしいのですが、そのまま君の 体の中 に入ったら、非自己であり、有害です。焼き鳥の たんぱく質 は飲みこまれたのち、体の外である消化管の内腔 において 胃液、 膵液 、 小腸の粘膜 によって消化され、 アミノ酸 にまで分解され、その後に 体の中 へ 吸収 されます。 アミノ酸、水、ブドウ糖などは自己でも非自己でもありません。
Challenge Quiz
1.
人の体(の防御系)は、「自己」を 有害(かもしれない) 有益 とみなしている。
2.
人の体(の防御系)は、「非自己」を 有害(かもしれない) 有益 とみなしている。