「運動系/筋肉/骨格筋/骨格筋と神経/受容器/腱紡錘/図説」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
[[ファイル:00901.gif|none|500px]] | |||
[[ファイル: | |||
赤い楕円が骨格筋であり、その中の横紋が筋線維である。両端の白い四角が腱であり、その中の青い楕円が腱紡錘である。 | |||
向かって左端の図:筋が弛緩した状態。筋収縮(-)はなく、腱も伸展されていなく(-)、腱紡錘も発射していない(-)。 | 向かって左端の図:筋が弛緩した状態。筋収縮(-)はなく、腱も伸展されていなく(-)、腱紡錘も発射していない(-)。 |
2022年8月10日 (水) 19:36時点における最新版
赤い楕円が骨格筋であり、その中の横紋が筋線維である。両端の白い四角が腱であり、その中の青い楕円が腱紡錘である。
向かって左端の図:筋が弛緩した状態。筋収縮(-)はなく、腱も伸展されていなく(-)、腱紡錘も発射していない(-)。
左から2番目の図:筋が収縮した状態(+)。筋が収縮した分、腱の両端の距離も小さくなっている。腱は伸展されておらず(-)、腱紡錘も発射していない(-)。
左から3番目の図:筋が、強力に等尺性に収縮(たとえば、自動車の下に手を入れて、上腕二頭筋を収縮)した状態(+++)。左から2番目の図と比べて、筋線維は短縮しているが、腱の両端の距離は小さくなっていない(スーパーマンみたいに自動車を持ち上げることができなかった!)。筋線維が短縮した分、腱が伸展され(++)、腱紡錘が発射する(++)。
向かって右端の図:<<腱紡錘/全体像>>で学んだように、腱紡錘からの求心性線維(Ib線維)は、(介在ニューロンを介して)その筋を支配しているα運動神経細胞の細胞体を抑制する。そのため、左から3番目における過度な収縮(+++)は、抑制される(+)。これは、筋保護の役割がある。