「呼吸/呼吸調節/呼吸の非呼吸性調節」の版間の差分
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呼吸のため<u>だけ</u>に使われる呼吸筋は少なく、腹筋はじめ多くの呼吸筋が体幹の姿勢などに使われています。姿勢を変えようとすると、呼吸にも影響がおよぶことになるわけです。<br> | 呼吸のため<u>だけ</u>に使われる呼吸筋は少なく、腹筋はじめ多くの呼吸筋が体幹の姿勢などに使われています。姿勢を変えようとすると、呼吸にも影響がおよぶことになるわけです。<br> | ||
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<strong>2.呼吸調節への非呼吸性作用</strong><br> | <strong>2.呼吸調節への非呼吸性作用</strong><br> |
2021年9月18日 (土) 15:39時点における版
POINT!
呼吸は非呼吸性活動の影響を受ける。 |
しばしば、「行動性調節」と呼ばれていますが、行動だけではなく心理的状態なども含まれるため、「呼吸の非呼吸性調節」と表記しました。
1.呼吸筋の非呼吸性活動
呼吸のためだけに使われる呼吸筋は少なく、腹筋はじめ多くの呼吸筋が体幹の姿勢などに使われています。姿勢を変えようとすると、呼吸にも影響がおよぶことになるわけです。
姿勢、発声、嚥下、排便、排尿、出産などが、代表的です。どのような影響なのかは、種々であり、一概には言えません。
2.呼吸調節への非呼吸性作用
視覚刺激、聴覚刺激:分時換気量の増加
運動リズムとのentrainment:走る時は足の動きに呼吸を合わせることは聞いたことがあると思います。随意的に合わせるのではなく、自然に合ってくる、との報告もあります。
聴覚的リズムとのentrainment:音楽やメトロノームの音などのリズムと呼吸のリズムとが合ってくる、との報告もあります。
不快な刺激や興奮状態では過換気
性格:外交的な人は炭酸ガス換気応答が高い。
不安神経症患者:呼吸ごとのばらつきが大きい。
不安度の高い人は安静呼吸での呼吸数が速い。